ゆがみの考え方

初回投稿日:2016.4.14/20.5.11

肩こり、腰痛の原因として背骨や骨盤のゆがみはよく聞きますが、てつ接骨院での見解をお話しさせていただきます。

すいません、バシバシ否定していきます。(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
しかし決して整体を否定するものではありません。

てつ接骨院では整体師ではなく柔道整復師として、整体に重きを置いていないというお話です。

ゆがみ

東洋医学である整体のプロ「整体師」の先生は、自身の経験を積み、その経験から効果を実感し、治療の一つの手段として施術を行っています。
しかしこういった治療は感覚的な治療になり経験値にも左右されるため、施術者によってムラがあります。
逆に西洋医学は科学的に証明され、誰が行っても一定の効果が得られるという再現性があります。

接骨院は本来、東洋医学である整体のプロではなく、あくまで西洋医的にケガ痛みの治療を行うプロですので、「接骨院」「柔道整復師」としての、てつ接骨院での考え方です。

接骨院と整体については接骨院でしか受けられない施術本当に受けていますか?をご覧ください。

アプローチが違うためそもそもてつ接骨院では歪みに対する捉え方が違います。

大切なのは骨じゃない

まず体のゆがみの原因となるのは骨ではありません。
骨についている筋肉によって起こります。

右腕と左腕を比べてみてください。
よく使う方は太くなっていますよね?
これと同じように背骨や骨盤にも左右対称に筋肉がついています。
そこに左右差が出ればどちらかに引っ張られていくことになります。
しかし、左右対称に動ける人はまずいません。

クセ、作業内容、もともとの筋力によって左右のバランスは崩れていきます。
左右対称に使わなければゆがみが起きることになります。
ゆがみのない体というのは非現実的なのです。

もちろん左右のバランスに大きく差が出てしまっては、痛みなどの原因になりますが、少しのズレは許容範囲として気にしなくても問題ありません。

まず見直すべきものは

それよりもまず生活習慣を見直してください。
長時間悪い姿勢で座っていませんか?
体を動かしていますか?

体がゆがんでいるから肩こり腰痛がひどいのではありません。
肩こり腰痛がひどくなるような生活をしているから体が歪んでいるのです。

その場しのぎにゆがみを取り除いても、ゆがみの原因を取り除かなければ全く意味がありません。
原因となっている筋肉の硬さ、血流、可動域を改善するためのケアは整体ではありません。
きちんとしたケアをしていれば、多少のゆがみがあったとしても不調を出さずに暮らすことは可能です。
またケアを行うことでゆがみも自然と取れていき、半永久的に通う必要はなくなります。

ゆがみも原因の一つとはなりますが、もっと大切なことがたくさんあります。
気にしなければいけないのはそれだけではありませんよ。
というお話でしたm(_ _)m