スポーツ障害での安静

初回投稿日:2016.4.27

スポーツ障害で最も大切なことは安静です

スポーツ障害に悩み苦しみ、この記事にたどり着いた人からすると、それを言ってしまったら元も子もないじゃないかという話ですよね。
しかし早期に競技復帰するためにも、再発を防止するためにも、避けては通れない一番の近道です。

転んで痛めた捻挫なら転んだことが原因、殴られて痛めた打撲なら殴られたことが原因、練習し過ぎで痛めたのなら練習をしすぎたことが原因です。
原因となるものを解消しない限り治りません。

中高生は学生生活のたった3年間という短い期間だからこそ、早期治療、早期復帰で、競技を休む期間をできるだけ短くするための安静です。
休むことを過敏に拒絶し無理をすれば、いつまでも本領発揮することはできず、あっという間に3年過ぎてしまいます。
何より悪化させてしまうと、中学、高校、大学、社会人と、この先の競技人生の足かせを作ることになります。

安静とはバージョンアップ

安静を行うことはただ戦線を離脱することではありません。
更にバージョンアップするためのアップデート期間です。

もちろん本人にその気がなければ安静にしたところで、何か変わることはないでしょう。

今までの練習内容、フォーム、筋力不足などを見直し、普段怠っているメンテナンス、強化、基礎練習、意識改革を行うことで、練習から離れる前よりもパフォーマンスを向上させるのが目標です。

詳しくはRICE処置「R」をご覧ください。

座禅

大切なのは優先順位

痛めている状態で「無理をする必要性」の違いです。

悪化により万全のパフォーマンスを発揮できない、試合に出られなくなるようでは意味がありません。
何より、自分のためにもチームメイトのためにもなりません。

本当に大切なのは「今」なのか「先」なのか。

  • 引退試合と練習試合
  • 明日の予選と来月の決勝
  • オンシーズンとオフシーズン

症状の程度はもちろんの事、レギュラー争いやチームでの立場、指導者の方針などその人のおかれた環境によって変化します。
自分でよく考え決めたのなら、どの答えも間違えではないです。
しかし客観的に「周りの指導者・両親・治療者」「自分自身の体」「目標」とよく相談して決めることが必要です。

ちなみに・・・

テーピングで固定し、痛み止めを飲み、かばいながら練習を行うことは何の意味もありません。
痛みをごまかし、患部を痛めつけているだけで、安静にしているとは言えません。

安静にしているとは言えないのです。

大事なことなので2回言いました。

これが最後、この試合が終われば当分動けないくてもいいという覚悟がある時だけやる最終手段だと思ってください。
後日決勝戦を控えているような選手がやることではありませんよ。

スポーツ障害を起こすほど頑張れたあなたの実力は、この程度ではないはずです。
もっともっとチームに貢献し、もっともっと実力を発揮することができるはずです。

しっかりと現実と向き合い、解消し、万全の状態でスポーツを思い切り楽しみ、実力を見せつけてやりましょう!!