てつ接骨院的 新型コロナの考え方

感染が始まり約半年、いまだ終息の気配は見えないどころか、いまだに感染経路や、対策を理解していない方もいると思います。
感染症の専門家ではありませんが、だからこそてつ接骨院として感染対策をする中での考え方を紹介します。

また、「新型」ですので現段階での情報や、素人としての間違いもあるかもしれません。
あくまで参考にする程度でお読みください。

コロナウイルスの感染経路

飛沫感染だ、エアゾルだ接触感染など専門用語により理解できない人が多いと思います。
簡単に説明すると、ウイルスが口、目、鼻などの粘膜につくことで起こります。
肌についただけでは感染しません。

  • 空気中に飛散したウイルスを吸い込むことで侵入する「エアロゾル型」
  • 直接、唾やウイルスが口や目などにつき侵入する「直接接触型」
  • ドアや手すりなどを介して手についたウイルスが体内に侵入する「間接接触型」

エアロゾル型

空中に飛散し乾燥した飛沫(エアロゾル・マイクロ飛沫)を吸い込むことで起こる感染。
「エアロゾル感染」といわれます。
空気感染するものは結核、麻疹、水疱瘡の3つとされていますし、エアロゾル感染を空気感染といっていいのかはわかりません。

マスクは無意味。換気だけが有効。

3密でいうところの「密閉阻止」です。
空気感染は換気でしか防げません。
ウイルスやエアロゾルはマスクの繊維間を余裕で通り過ぎますし、マスクと顔の隙間が少しでもあればもちろん素通りです。

しかし今時換気していないような所に行くこと自体が論外です。
また換気がされた広い空間で漂っている「マスクを通過する程の小さなウイルス」を吸い込む確率は低いように思います。
屋外であればさらに可能性は低そうです。

直接接触型

文字通り飛沫が直接口や目に入り起こる感染。これが「飛沫感染」です。

マスク・ソーシャルディスタンスが有効

これは3密でいうところの「密接阻止」です。
まずソーシャルディスタンスが守られていれば直接接触することはありません。
マスクをしていれば飛沫は飛びません。

飛沫を飛ばされなければ完全に阻止できます。
また屋外では何の意味もないので必要に応じて使いましょう、熱中症のほうが危険です。
マスクをせず近づいてくる人からは走って逃げましょう笑

間接接触型

物を介して手につき、それで口や目を触ることで起こる感染。これが「接触感染」です。

マスクは無意味。手洗い、設備消毒が有効

エアロゾル、飛沫にさらされ、体内に入る確率より、これが最も感染リスクが高く、ほとんどの人の感染経路がこれなんじゃないのかと思っています。
「密集」によりリスクが上がり、さらにはその場に密集するだけでなく、時間をかけて何人が触ったかという蓄積も感染リスクにかかわると思います。
ドア、ボタン、手すり、商品、カゴ、飲食店のテーブル、そのテーブルの裏、イス、食器、ドリンクバー、卓上小物、お金、どこにいても物は触ります。
施設側がこまめに消毒はできても、不特定多数が入り乱れる店内で、誰かが触るたびに消毒することは不可能です。

手の汚染状態を把握し、顔に触らない、こまめに手洗い。これにつきます。
手を洗えばアルコール消毒の必要もありません。

感染予防まとめ

  • 空気・呼吸による感染には「換気」
  • 「マスク」は予防にならないが飛沫を飛ばすのを防ぐ
  • 感染予防の最重要項目は「手洗い」

つまり、換気とマスクが必要な場面は限られますが、手洗いは屋外、屋内、密閉、密接、密集に限らずいつでもどこでも対策が必要です。
間接的に物を介しての感染に意識を配ることが一番の感染対策になります。

消毒液の取り扱いについて

界面活性剤

nite独立行政法人 製品評価技術基盤機構により効果が確認されている「Shaklee ゲットヘルス」を使っています。
詳しくは
経済産業省による公表「https://www.meti.go.jp/press/2020/05/20200529005/20200529005.html
Shakleeの紹介ページ「http://content.shaklee.jp/pdf/howtoH2_20200603.pdf」をご覧ください。

次亜塩素酸水

niteにより次亜塩素酸水の有効性が確認され、調査結果に基づき確実に有効である濃度100ppmで活用していきます。

中間報告では効果が確認できませんでしたが、次亜塩素酸水は取り扱いに注意が必要なことは事実であり、安易に安全だということが先行し、取り扱いが不適切であったり、粗悪な業者、粗悪な使用者をけん制する意味でも中間発表は意味のある事と感じます。
消毒用アルコールの買い占めや高騰転売と同じく、正しい知識と取り扱いがされることを期待します。
アルコールが買い占められてしまっている以上、当院では状況に応じて使用していき、しかるべき調査結果を注視しながら判断していきます。
もちろん取り扱いについても徹底し、空間噴霧はしておりません。

niteによる公表ページ:https://www.nite.go.jp/information/osirase20200626.html
『次亜塩素酸水』を使ってモノのウイルス対策をする場合の注意事項