鵞足炎

鵞足は縫工筋、薄筋、半腱様筋の付着部に痛みが起こり、その3本の腱がガチョウの足に見えることからそう呼ばれます。
多く捻挫や変形性膝関節症と同様に内側に痛みが出るため、間違われ放置されやすいスポーツ障害です。

症状

走行時やジャンプ時に膝の内側から前にかけて痛みが出ます。
ひどくなると患部を押さえると激痛が走り、ふっくらと腫れや熱感がみられる様になります。

痛みの出方に注意

症状の度合いによって痛みの出方に違いがあります。
またそれによって運動量を抑えるのか、休止する必要性があるかの判断が変わります。
この判断を間違えると競技休止の可能性もあります。
詳しくは「スポーツ障害の重症度と競技休止の目安」をご覧ください。

原因

痛みの原因

前述した3つの筋肉はそれぞれ、ももの前面、内側、後面についており、股関節や膝の曲げ伸ばし、ねじり動作で働きます。
運動時はこのどれかの筋肉が一つは働いているため、柔軟性が低下しやすく、その3本がまとまってついている鵞足部は運動時にストレスが集中しやすい場所です。

ストレスの原因

  • 筋肉の柔軟性の低下
  • 足のアーチの低下
  • 過度な運動量、練習頻度
  • 筋力不足
  • 運動後のケア不足
  • 悪いフォームでの運動

鵞足は上記のどれか一つでもあれば発症します。
フォームの問題は偏平足やニーイン動作が典型的な原因となります。

治療法

安静

炎症を抑える、損傷部分を修復させるために、スポーツ障害の基本です。
完全休止が必要な場合もありますが、練習メニューを調節して運動量を減らすことが大切です。
詳しくは次項「自己ケア」をご覧ください。

ストレッチ

運動後のケアはもちろん大切ですが、硬くなって機能の落ちてしまった筋肉の柔軟性を上げるためにも行います。
詳しくは「リハビリ」をご覧ください。
鵞足炎に有効なストレッチは次項「自己ケア」をご覧ください。

微弱電流療法

微弱電流を使い 患部の炎症を抑え機能を高めるための通電を行います。
また自己治癒力を高める効果もあり早期治癒を目指します。

こちらもご覧ください。「微弱電流療法

姿勢・フォーム指導

猫背や反り腰は、運動時の安定を損ない、膝周りの動きが崩れてきます。
身体の負担の少ない姿勢を覚え、普段から癖づけることで負担を減らします。
詳しくは「正しい姿勢とは」をご覧ください。

さらに上記の姿勢からニーイン動作を引き起こしさらに鵞足部へのストレスを引き起こします。
足の使い方を改善する歩行指導など必要に応じたフォーム指導を行います。

自分でのトレーニングは下記「自己ケア」をご覧ください。

ツール療法

てつ接骨院では姿勢トレーニングに効果的なツールも各種取り揃えております。
人により最適なツールは異なります。

詳しくは「ツールメニュー」よりご参考ください。

【自己ケア】

あくまで「自分でできること」であって、最低限のケアになります。
自己判断をせずに医療機関に診断を仰ぎましょう。

安静

スポーツ障害で大切なこと
スポーツ障害での安静
スポーツ障害での安静の目安

アイシング

RICE処置「I」
安静状態でも痛みを感じる場合のみ行ってください。

ストレッチ

ももの後ろのストレッチ
ももの内側のストレッチ
縫工筋のストレッチ

姿勢のトレーニング

正しい姿勢とは
姿勢のトレーニング

フォーム改善のトレーニング

ランジ(体幹トレーニング編)

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縫工筋のストレッチ