股関節の前(鼡径部)の痛み

股関節は骨盤と大腿骨が連結している関節で、体重を支えるという重要な機能があります。
関節の周りに多くの筋肉がついており、日常生活レベルでも負荷がかかりやすい関節です。
そのため痛みが出やすく、一度症状が出ると治療に時間がかかる関節です。

今回は特によく見られる、筋肉による痛みについて説明していきます。

スポーツによる股関節の痛みはこちら。
グローインペイン症候群

症状

  • 旅行や仕事で長時間歩くと痛い
  • 起立時痛や起床時痛
  • 股関節を深く曲げると痛い
  • 鼡径部の圧痛

筋力の少ない若年層や、女性に多い症状ですが、柔軟性が低下した男性にも見られます。
朝や夕方にかけて痛みが強くなる傾向がありますが、常時痛みが出るようになってくるとかなり状態が悪いので早めの治療が大切です。

原因

股関節は体重がかかる関節の為、腰と脚をつなぐ腸腰筋や、殿筋で囲まれ、前面にはももの筋肉がついています。
歩き方に問題や、猫背反り腰などがあると股関節の前面の筋肉が硬くなりやすく股関節の安定が悪くなります。
そのため体重をかけた時や急な動き出しに筋肉の動きが悪く痛みを出します。
股関節を曲げた時の痛みは単純に、骨盤と大腿骨に挟まれることで起こります。

治療

炎症が強い場合RICE処置の安静・アイシングも行いますが、医療機関ではそれ以上に、早期治癒に向けた専門的な治療があります。
湿布や痛み止めでは気休めにしかならず、軽度のものでもきちんとした治療が必要です。

微弱電流療法

微弱電流を使い 患部の炎症を抑え機能を高めるための通電を行います。
また自己治癒力を高める効果もあり早期治癒を目指します。
その後筋肉の柔軟性を取り戻すための筋肉通電を行い再発防止を目指します。

こちらもご覧ください。「微弱電流療法

リハビリ

症状を改善、再発防止するために必要不可欠です。
整体・揉みほぐしはリハビリとは言えませんのでご注意ください。

ストレッチ

まずは関節周りの筋肉が固まってしまっていては正しく動かすことも使うこともできません。
各筋肉の柔軟性を取り戻していきます。

股関節の痛みに有効なストレッチは次項「自己ケア」をご覧ください。

姿勢指導

猫背や反り腰や、座り方や立ち方の悪さがあると股関節へのストレスが増えます。
身体の負担の少ない姿勢を覚え、普段から癖づけることで負担を減らします。

自分でのトレーニングは下記「自己ケア」をご参考ください。

歩き方指導

歩き方も姿勢と同様、股関節へのストレスに大きく影響します。
正しい足のつき方や姿勢を覚えることで、内また・がに股も修正されます。

ツール療法

てつ接骨院では姿勢トレーニングに効果的なツールも各種取り揃えております。
人により最適なツールは異なります。

詳しくは「ツールメニュー」をご参考ください。
てつ接骨院では無理に売りつける事は致しません。
ご希望の場合のみご提供しておりますので、気になる方はお申し付けください。

自己ケア

あくまで「自分でできること」であって、最低限のケアになります。
整体・揉みほぐしは自己ケアとは言えませんのでご注意ください。
自己判断をせずにきちんとしたケガ治療やリハビリを行っている医療機関に判断を仰ぎましょう。

安静

急激な負荷により痛みが急増した時、関節に炎症や損傷がある場合に行います。
痛みを我慢しながら歩き続けたり、仕事をしていると悪化するのは当たり前です。

しかし、リハビリは行います。
その判断はケガやリハビリのわかる医療機関に相談してください。
こちらもご参考ください。「使うと動かすは違う

アイシング

安静にしていても痛みのある時のみ行ってください。
RICE処置「I」

リハビリ

まずはこちらをお読みください。
「動かす」と「使う」は違う

ストレッチ

股関節の前(腸腰筋)
ももの前(大腿四頭筋)
ももの内側(内転筋)
縫工筋

姿勢のトレーニング

正しい姿勢とは
姿勢のトレーニング

歩行改善のトレーニング

クロスモーション(協調性)
ランジ(体幹トレーニング編)
歩行動作(足の使い方・姿勢)

またこれら自己ケアは予防法にもなります。
参考にしてください。

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縫工筋のストレッチ