緊張性頭痛

初回投稿日:2019.5.7

緊張性頭痛とは肩こりや首の筋肉の緊張からくる頭痛のことで、筋肉の柔軟性を高め血行を促進することが大切です
原因となっている筋肉によって痛みの場所に違いがあります。

【症状】

偏頭痛とは違い、外側から頭が締め付けられるような持続的な痛みであることが多いです。
また、痛みの出ている場所によって原因となる筋肉が変わります。

後頭部に痛みがある場合……僧帽筋、頭板状筋など
側頭部に痛みがある場合……斜角筋など
こめかみ、眉間に痛みがある場合……胸鎖乳突筋など

緊張性頭痛

片頭痛(偏頭痛)とは違います。

片頭痛はストレスや、食生活や生活習慣のみだれからくることが多く、内側からズキンズキン、ガンガンと響く、脈打つような痛みであることが多いです。
片頭痛は血行を抑制すると良い事がわかってきているため、緊張性頭痛と片頭痛では対処法が真逆です。
自己判断で片頭痛と決めつけたり、逆に、なんでも歪みのせいという接骨院などで緊張性頭痛と決めつけられないよう気をつけましょう。

【原因】

猫背

首の前や横が縮まった状態が続く事や、頭が前に落ちている事で首の後ろの筋肉に負荷が多くかかる事が原因です。

長時間のデスクワーク

たとえ正しい姿勢だったとしても長時間同じ姿勢でいれば、その姿勢を保つ為に使う筋肉が疲労し硬くなっていく事は当たり前です。
姿勢が悪ければなおのこと早く硬くなります。

筋肉の血行不良

そもそもの筋肉自体が硬く緊張している事で、そこに血行不良を起こし症状がでやすくなります。

これらが重なり合って結果として緊張性頭痛を起こします。
緊張性頭痛のある人は肩こりもある事が大半を占めます。

【治療法】

微弱電流療法

微弱電流による筋肉通電を行い筋肉の柔軟性を取り戻します。

こちらもご覧ください。「微弱電流療法

リハビリ

ストレッチにより筋肉の柔軟性を取り戻すことが有効です。
症状が改善した後も、原因となる競技や作業を続けるための再発予防としてストレッチは必要不可欠です。

また肩甲骨の可動性を取り戻すことで首への負担を減らすことも大切です。

リハビリについては「リハビリ」をご覧ください。
緊張性頭痛に有効なリハビリは次項「自己ケア」をご覧ください。

生活指導、姿勢指導

筋肉の柔軟性が低下する原因のほとんどは仕事やスポーツなどの生活習慣です。
歩き方や座り方の姿勢の悪さが原因となっているため、日ごろの習慣を見直す必要があります。
さらにそれらの負担を補うためのケア不足も問題です。

詳しくは「正しい姿勢とは」をご覧ください。

自分でのトレーニングは下記「自己ケア」をご覧ください。

ツール療法

てつ接骨院では姿勢トレーニングに効果的なツールも各種取り揃えております。
人により最適なツールは異なりますが、緊張性頭痛には、肩・肩甲骨にアプローチする「POSTURE2.0」がおすすめです。
詳しくは「ツールメニュー」よりご参考ください。

【自己ケア】

あくまで「自分でできること」であって、最低限のケアになります。
自己判断をせずに医療機関に診断を仰ぎましょう。

ストレッチ

後ろ:首のストレッチ①
横:首のストレッチ②
前:首のストレッチ③

体操

肩甲骨体操

姿勢のトレーニング

正しい姿勢とは
姿勢のトレーニング

またこれら自己ケアは予防法にもなります。
参考にしてください。

前の記事

お尻のストレッチ③

次の記事

首のストレッチ①