股関節の前のストレッチ
更新履歴:20.12.7/24.3.12
腸腰筋のストレッチ
股関節の前には腰から前に向かって斜めに走る「腸腰筋」があり、「小腰筋」「大腰筋」「腸骨筋」のことを言います。
股関節を曲げる・ボールをける・歩く・走る・階段の動作などで働きます。
また、上半身と下半身をつなぐ唯一の筋肉で、上半身と下半身の連動性やバランス感覚・体幹の安定の働きがあります。
こんな方に有効です
- 足が上がりにくく、つまづきやすい
- 股関節を曲げると鼡径部が痛い
- 反り腰、腰痛(慢性腰痛)
- 長時間の歩行時痛(股関節の前(鼡径部)の痛み)
- サッカー・陸上など競技動作の問題や痛み(グローインペイン症候群)
基本
筋肉を伸ばすことは簡単ですが、基本をしっかり知らなければ効果は出ません。
まずはストレッチの基本を確認。
ストレッチとは
次に全ストレッチに共通する重要ポイントです。
これが出来てない人はほぼ無意味です。
ストレッチのやり方
方法
立位
- 伸ばす方の足を後ろに引く
- 反対の足を一歩前に出す
- 前に出した方の膝をゆっくりと曲げていく
- 胸を張る
立膝
基本は立位と一緒ですが膝をついて行います。
- 伸ばす方の足を後ろに引き膝をつく
- 反対の足を一歩前に出す
- 立てた膝の上に手を置き膝を曲げていく
- 胸を張る
床につけて
- 伸ばす方の足を後ろへ引く
- 反対の足はお尻からももの外側が床につくように
- 床や壁を手で押し上半身を上げる
- 胸を張る
注意事項
- 姿勢を正してお辞儀しないように
- 膝が床で痛い場合はクッションを挟む
- 転ばないように(壁や柱につかまってもOK)