説明って大事 ケース2

いつかの体幹トレーニング教室の話。


久々のマンツーマンのパーソナルトレーニングになりました。
トレーニングを始めたのはいいですが体幹トレーニングをやるには基本的な筋力がない感じ。。。。

今回の参加動機をうかがうと

「○年前の○○が原因で首がおかしくなり、そのせいで腰や膝にまで影響が出てしまい、くび、肩、腰、膝などおかしなことになってしまっている」
「何年も悩んでいて医療機関も転々として異常なしの検査結果に、マッサージなどの施術を受けたものの良くならず、結果、体幹だろうと思った」
とのこと。
なかば諦めているとおっしゃっていました。

一人だったものあり了解を得てお体の悩み相談に変更。
詳しく一つ一つの症状の出方や患部の状態をうかがうと、原因は単純な筋肉の疲れ。
うつむき作業で肩が痛くなるとか、自転車をこいで膝のあたりが重だるくなるというものでした。

そこで症状が出た時のストレッチケアをご指導しました。
それぞれ別の原因からくること、そして珍しいものではなく、だれでも、もちろん僕でもよく起こることだとご説明し、それぞれのケアや向き合い方などをご指導しました。

本当の問題点

一番の問題は、いいように説明されてマッサージを受けるだけ、や、異常なしだからという一言だけで済まされてきしまった事。
そしてこんなに長い期間、自分の体はおかしなことになってしまっているんだと悩み続け、自分で勝手に解釈し、間違ったケア方法で揉んでばかりいたことです。

そしててつ接骨院においてこういう話はとても多いです。
毎回言われるのは「もっと早く話を聞けれたらよかった」というお言葉。
今回の方も「6年越しの悩みが晴れた、来てよかった」と言っていただけました。

注意

でも僕はそんな特別な話はしていません。
症状に対して軽いのか重いのか、必要なのは何かを説明しただけで、基本的なことを話しただけです。

前回の「ケース1」と同様に、きちんと説明を受けていれば、ここまで思い悩むことも、症状もひどくなることもなかったと思います。

説明をするということは…

  • 何が起きているのか、そして何をすべきなのかを特定する
  • そしてそれを患者さん本人に理解してもらう
  • そして今後の方針を提案する

そのために患者さんの話を聞くということだと思います。
もちろんきちんと話を聞き、治療を開始しても、症状の軽減が少ない場合は、再度、現状を聞き他の可能性を考え方針をバージョンアップするということを繰り返します。

つまり説明をされないということは、きちんと原因が特定されているのか、今の治療でよくなるのか、よくならないのなら次の可能性について考えてくれているのか全く知らされていないということです。

そこまで信頼してもらえるのはありがたいことですし、うらやましいですが。。。
てつ接骨院では、正直で誠実な施術で信頼を勝ち取りたいので、しっかり説明をします。
気になることがあればどんどん聞いてください!