本当に接骨院でしか受けられない施術受けていますか?

初回投稿日:2019.11.20

これはかなり前、一度書いたはいいものの、長く内容が少しばかり過激なため、投稿せずにそのままになっていたものです。
以前の「説明って大事」の投稿により、やはり出してしまおうと思い、まろやかに再編集し、パンドラの匣を開けます。
お時間がある方はお読みください。


てつ接骨院には、以前接骨院に通っていたけどなかなか治らないというご相談をよく受けます。

どんな治療を受けたのかを確認すると

口をそろえて、「電気」「温め」「揉んでもらった」とおっしゃいます。
接骨院の強みである、包帯・テーピング処置、リハビリや動作指導などはどこへ?
ケガの専門家である接骨院なのに包帯すら置いてない接骨院まである始末です。

(そもそもケガでない慢性症状やリラクゼーション目的で保険を使っている接骨院は違法なので注意が必要ですが、、、それはまたの機会に。)

間違い

さらには「保険の範囲内ではこれが限界、しっかり治したければ当院独自の特別な自費治療を受けたほうがいい」と言われ、鍼灸や整体の高額の回数券や自費料金を払っています。

まるで保険でやれる施術は効果の少ない、質の低いもので、特別な自費治療を受けないと治らないといわれているみたいですね。

自費施術しないと治せないの?

そもそも接骨院の国家資格を得るのに、東洋医学である鍼灸、整体の勉強は一切しません。
発祥が東洋の為、東洋医学に分類されがちですが、医学的根拠のある西洋医学をもとにケガの治療や固定、リハビリなどを学びます。

だからこそ保険が使えるのです。
逆に保険のきかないものは、保険を適応するだけの医学的根拠や治療効果が乏しいからともいえます。

せっかく接骨院に行ったのに接骨院でしか受けられない治療を受けないなんてもったいなくないですか?

美味しいお肉を食べにステーキ屋さんに行ったのに、そこでいかに魚が美味しいか、健康的かを熱弁され、お肉よりも高いお寿司を出されているようなもんです。
だったら最初から魚のプロであるお寿司屋さんに行くわ!って思いませんか?

餅は餅屋

この話をすると鍼灸院や整体院はダメなの?と聞かれますが、ダメではありません、接骨院の専門じゃないというだけです。

鍼灸は鍼灸師、整体は整体師、カイロプラクティックはカイロプラクターというプロが別でいます。
医学的根拠に乏しくとも、長い歴史の中で先人たちがトライ&エラーを繰り返し、実績を上げてきた経験値があります。

施術者の技術によって大きく差がありますが、接骨院など足もとにも及ばぬ優秀な整体師や鍼灸師を知っています。
結局追加で高いお金を払うなら、最初からこの道のプロがいるお店で自費施術を受けたほうがいいと思います。

接骨院のプロとして本来の仕事をちゃんとしていない人が行う他職種の手技が、その道のプロより優れているとは思えません。

接骨院で追加の自費料金を払うなら

  1. 本来の接骨院のやるべき治療を提供したうえで
  2. あくまでオプションのサービスとして鍼灸・整体を提案し
  3. 患者さんの希望がある場合のみ、提供してくれる

こういう接骨院を選びましょう。
こういう所なら、保険施術のみだからと軽い施術のみで終わったり、不安をあおり回数券を無理に買わせようとしたりするなんてことはないはずです。

てつ接骨院を選んだほうがいいということでは無く、それらを行っている接骨院を選ぶ時の話です。
誤解のないように言っておきますが、てつ接骨院は回数券はないですし、鍼灸・整体自体をやってません。

保険医療とは

保険医療とは医療費の負担を減らし、誰もが一定の水準を満たした、安全で確実な治療を平等に受けられるものと考えています。

保険負担分にさらに料金を上乗せし負担を増やしては頻繁に通うことができないうえに、さらに接骨院でしか受けられない専門的な治療を受けられないのでは、何のための保険制度かわかりません。

そもそも接骨院のやるべき施術をしていないのに保険請求ができるのか、とも思いますが。
保険を使ったはずなのに、てつ接骨院の自費料金より高い金額を払っている人もいます。

だからてつ接骨院がいいよ、うちに来てくださいと言うわけではありません、てつ接骨院よりも丁寧で安い接骨院は他にも沢山あります。

ぜひ接骨院へ受診してみようと思われる方は、医学的根拠に基づいた、固定法、リハビリ、指導を受けられる場所、さらには症状や治療内容を、ちゃんと説明してくれ、金銭的に負担の少ない接骨院をお選びください。