介護者交流会「床で行うストレッチ教室」

先日、地域包括支援センター様からのご依頼で、扶桑福祉センターへストレッチ教室に行ってきました。

床で行うストレッチをテーマにお集まりいただき、参加者の方が今困っている不調や痛みをお聞きし、その場で内容を決めて行いました。

今回の様子

腰痛、股関節痛、坐骨神経痛、膝の痛みなどを中心に、それらのケアや治療に必要なモノをいくつかご指導いたしました。

  • 目的の筋肉以外も硬すぎる事でうまくできない方には別のやり方
  • 痛みが強すぎてうまくできない方には伸ばし加減の調整のしかた
  • 体の柔らかい方にはさらにレベルを上げたやり方
  • 普段自分で行っているストレッチの見直し
  • ストレッチと筋トレの違いと見分け方
  • 各症状に対しての正しい知識

ただの健康教室ではなく正しい治療との出会いを

ストレッチ教室だとはいっても、全員が同じやり方でで効果が出るわけではありません。

人によってできるやり方が違ったり、もちろんやる場所が一緒なわけではありません。
ストレッチと筋トレをごちゃまぜにやっている人や、全く関係ないリハビリをやっている人もいます。
自分に必要なリハビリを「正しく選択し」それを「継続する」事がとても重要です。

それを正しく判断し、継続することをサポートする為に僕たち接骨院がいると思っています。

この時代、ストレッチのやり方は調べればいくらでも出てきますし、やる事自体はやる気があれますぐに出来ます。
それよりも色々ある治療の中、リハビリだけ知名度が恐ろしく低い。

最近では揉みほぐしや、整体、回数券販売に力を入れる接骨院が多い事や、整形外科での湿布、薬処方が主流になってしまっています。
そのため、こういった基本的なリハビリが必要な事自体が知られていないため治療法の選択肢にすら入らないのが現状です。

てつ接骨院としては一番原因に対して根本的に触れる理論的で確実な選択肢だと思っています。

だからこそこれらを試さず諦めている方が多くいる現状がとてももったいないと思います。
こういった教室の機会に、ただの健康体操ではなく、今まで受けてきた治療の他に、まず、こういう基本的な治療がありますよと知っていただくことを心がけています。

一回では治りませんが効果は確認できます

一回の教室で治ることは無理ですが、きちんと必要なリハビリをやれば一時的に症状の軽減は確認できます。

今回も症状などをお聞きしながらやり方のご指導をしました。
最初は痛くてできないとおっしゃっていた方も、加減をしながらやることで症状の変化を実感してもらえました。

一時的ですが変化が出たということは、続けていけば改善されるという事を意味しています。

今回参加された方すべてに実感してもらうことは難かったかもしれませんが、まだやったことの無い、特別でもない基本的な治療があることを知っていただける機会となっていれば幸いです。