ココが変だよてつ接骨院シリーズ「整体しない」

接骨院のくせに整体しないの?!と驚きの方もいると思いますが、本来、接骨院は整体のプロではありません。
おそらく、皆さんが思っている接骨院と、本来の接骨院の内容は全く違う印象だと思います。

色々な接骨院があるとは思いますが、あくまでてつ接骨院は、「普通の接骨院」を目指しています。
派手なパフォーマンスはしません、教科書通りの堅実な治療を基本としています。

接骨院はケガの治療のプロです。

正式には「柔道整復師」といいます。
整体ではなく、包帯固定やリハビリなど、西洋医学的治療を、科学的に理論的に行う所です。
理論が確立しているため、ある程度の知識と技術があれば一定の効果が出せます。
そこに保険治療が認められる理由があります。

もちろん慢性症状に対しても、ケガの治療の知識や技術を応用し、治療ができます。
でもそこに用いるのは整体ではありませんし、ケガ以外の保険適応は違法なため、自費施術となります。

包帯を巻く

整体は必要ない

てつ接骨院は、接骨院の西洋医学的な教科書通りの治療でも充分効果が出せるという確信があります。

現在起きている問題に対して理論的に考え、必要な処置、リハビリをする「だけ」です。
逆に、これが出来ている接骨院が少ないことも知っているので、そういう意味ではやるべきことをきちんとしている自信があります。
その上でオプションとして整体をするのならいいと思いますが、皆さんしっかりと治療を終了できているのでその必要性も感じません。

どちらが上という事ではなく、、、

整体は慢性的な不定愁訴と言わてるものを中心に、東洋医学を用いて行います。
しかし東洋医学は、科学的な裏付けが少ないため、施術者の腕によって効果が左右されます。
よって保険施術は認められていません。

それでもプロの整体の先生は、整体の方が治療に効果があると、自信をもって「整体師」と名乗り、自信をもって「整体院」と掲げています。

柔道整復師の治療法に自信があるから「接骨院」をやっているのか、整体治療に自信をもってやっているから「整体院」をやっているかの違いです。

整体師の先生で、その辺の接骨院では足元にも及ばない先生も知っていますし、治療ではなくリラクゼーション店を経営しているのに、柔道整復師よりも知識のある経営者もいます。
腕によって効果が左右されるということは、逆に、人によってはすごい技術を持った先生がいるという事でもあります。

てつ接骨院が整体をしない理由

接骨院としての西洋医学的、科学的、理論的な治療で充分であり、「整体に負けないぞぉ」という自信があるからです。

そして整体師というプロがいるのに「柔道整復師」が整体のプロを名乗るのは何か違和感がありますし、横から名乗っておいて「接骨院」を掲げているのは、誇りをもって治療をしている整体師にも柔道整復師にも失礼だと思うからです。

  • 「柔道整復師」が「理論的治療」に自信をもって「接骨院」を掲げる
  • 「整体師」が「整体治療」に自信をもって「整体院」を掲げる

他業種の領域を奪うのではなく、お互いに本来やるべき業務を行い、競い合っていく事があるべき姿だと思います。

こちらもご参照ください。
本当に接骨院でしか受けられない施術受けていますか?

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