幼児の肘が外れる肘内障

今日の午前のお話。患者様からお孫さんについてのご相談。

2歳の女の子。
昨晩、椅子からずり落ちてから手が痛いと言っていて、整形外科に行った方がいいかと聞かれました。
もちろん骨の損傷が疑われる場合は整形でレントゲンを撮らないといけない決まりなのですが、その判断も含めて一度連れてきてもらいました。

よくお話をしてくれる子で親指のあたりが痛い痛いと教えてくれて、おうちでも親指のアイシングと包帯固定で様子をみていました。

結果は肘内障(幼児に多い肘の脱臼)

  1. まず手を見ても異常が見られず、どんなに触っても痛がらない事
  2. 手が痛いはずなのに腕を体に付けたまま動かそうとしない事

子供は本当に痛いところを隠すことがあります。

この子も肘を触られたくないからか、しきりに親指をアピールしてたんでしょうね。
そんな不安の中一晩過ごした健気さ、頑張りに、泣けてきます(泣)

一晩たってしまって戻りにくくなっていましたが、頑張ってくれたので無事整復し、元気に遊んでいる所をパシャリ。

キレイに戻ったので通院も必要なし!
よく頑張りました(*^^*)

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