筋力トレーニングとは

初回投稿日:2016.4.8

てつ接骨院では説明や指導を分かりやすく行うため、リハビリを大まかに「ストレッチ」「筋トレ」「体操」と3種類に分け説明していきます。
あくまで「てつ接骨院」でのくくりかたです。

詳しくは「リハビリの種類」をご覧ください。

筋肉を縮める運動

その名の通り筋力を上げるためのトレーニングです。
筋肉に負荷をかけながら縮めることで筋力を上げることが目的です。
これにより関節や姿勢の安定にもつながります。

筋トレ

効果

  • 階段の昇り降りなどの関節の安定
  • 競技でのパフォーマンスの向上
  • 肩こり腰痛の予防
  • 姿勢・スタイルの改善

不調の改善ではありません

よく痛みや、不調に対して筋トレを行う人がいますが、筋トレはあくまで正常な体の強化に効果的であって、問題が起きているものを解消するものではありません。

例)

  • 腰痛があるからと腹筋や背筋トレーニングを行い痛みが悪化する
  • 過度にストレスを受けてスポーツ障害が起きているのに、たたみかけるように筋トレを行い悪化する
  • 無理に筋トレを行い柔軟性が失われ、症状の悪化やケガの原因となる

問題を抱えている人はまず治療をして、痛みが軽減してから、より強化することで再発予防を目的に正しいタイミングで筋トレを行いましょう。

筋トレと言えば

ムキムキになるためやシェイプアップに行うものとして馴染みがあると思いますが、これはアウターマッスルと呼ばれる最大出力を発揮する時に使う筋肉のトレーニングです。

これとは別に今はやりのインナーマッスルのトレーニングも重要とされています。

インナーマッスルとは

インナーマッスルとは体の軸を支える筋肉の事で、これがないとアウターマッスルを鍛えてもパフォーマンスを十分に発揮できません。
どれだけ火力の強い砲弾を打っても、それを支える砲台が弱ければ崩れてしまうということです。

つまり体を鍛えるとはアウターとインナーをバランス良く鍛える事が大切です。

土台の弱さの例

また加齢や運動不足で筋力が落ちると、関節を支えることができず骨に負担がかかり痛みや変形の原因となります。
関節を支える筋力を鍛えることで膝や腰の痛みを改善することができます。

トレーニング方法もアウターとインナーでは全く違います。
詳しくは筋トレのやり方をご参考ください。