肩こり腰痛は借金と思え

初回投稿日:2017.8.23

まずは「肩こり腰痛は他力本願では治りません」で肩こり腰痛の心構えや、「治る」のではなく「治す」のだとお伝えしました。
逆に言えば自分で症状が出るような体、生活習慣にしてしまっているとも言えます。

ではなぜ肩こり腰痛が出るのかというお話。
今回はそんな肩こり腰痛の正体についてお話してきます。

症状は限界のお知らせ

肩こりでは事務、読書などのデスクワークで起こるもの、腰痛では草むしりなどのかがみ仕事、長時間の着席姿勢でおこります。

でもよく考えてみてください、長い時間うつむいて、しゃがんで作業して負担のかかることをしていれば当然のことじゃないですか?です。

重たい荷物を持ち続ける、旅行で長時間歩く、このときも腕や手足に痛みが出ますよね?

つまり使って疲れたということ。
痛くなること自体は問題ではなく、その人の「限界」が来た時点で「これ以上は危険ですよ」と体が教えてくれている、ただのお知らせです。

慢性腰痛

肩こり腰痛は損傷・異常ではなく「疲れ」だということです。


症状が出る事にこだわりすぎて「普通」がわからなくなってしまっているのです。
体の専門家である僕でも肩こり腰痛は頻繁に出ます。

限界とは所持金の限界

大事なのはどれくらいで症状が出たのか、人によって20分で出る人もいれば3時間できる人もいます。

それを左右するのが筋力・柔軟性がどのくらいあるのかということ。
言い換えれば、筋力・柔軟性が現在の「所持金」。
所持金がなくなれば限界に到達し症状が出るわけです。

つまり所持金内で納めれば限界にはならないので症状は出ません。
負担が大きければ早く限界に達し、負担を少なくすれば長く作業ができます。

借金で首が回らない

そして所持金がなくなったところからはただの「借金」。
それ以上無理に作業や運動をすれば負担という借金を抱え、どんどん借金が増えていきます。

その借金を返済せずに毎日毎日借金を抱えていくと文字通り「首が回らなくなる」のです。
そのためにも借り入れる金額を最小限にして、後から返済できる金額にしておくことが大切です。

たとえば姿勢。
必要以上に猫背になっていませんか?
途中に休憩をとっていますか?
連続1時間と合計1時間では借金の額が違います。
こういった所持金の無駄遣いで早く限界が来てしまっているかもしれません。
さらに途中で体操やストレッチで少しでも返済しておけば後からの返済が楽です。

かかる負担(借金)とそれに対するケア(返済)のバランスがとても大切。

もちろん体の限界値(所持金)を上げることが理想ですがそれはまた次回のお話。
返済の仕方と一緒にお話しします。

治療編はこちら。
肩こり腰痛は治りません(返済編)