体の不安との向き合い方
初回投稿日:2016.4.14/2020.10.23
体に不調がある人は常に不安を抱えていると思います。
- ○○をするとまた痛くなるかも
- 歳だから、持病だから、一生治らないかも
- 違和感があり、このまま歩けなくなるんじゃないか
- 病院や接骨院に通い続けないとダメなんじゃないか
こういった不安を自覚する事は、体を健康に保つにはとても大切な事だと思います。
でも心配ばかりしていて、その不安に対して自分でなにか対策をしている人はあまりいません。
心配するだけでは無意味
体を健康に保つためには、事前に予測する事だけではなく、早めに対策をする事が必要です。
心配ばかりして不安を煽るだけではなにも解決しません。
ただ闇雲に不安だけ抱えて何もしないのは、風邪をひくかもしれないとわかっているのに素っ裸でいる事と同じです。
肌寒いと感じたら一枚羽織る、喉に違和感を感じたら手洗いうがいをしますよね。
また多くの人は不安だけに敏感になってしまい、自ら日常生活に制限をつけてしまっています。
これはかえって症状の悪化につながることも多くあります。
冷静に考え、自信を持つことが大切
自分の体と相談して、今までの経験上大丈夫なものなのか、そうでないものかを冷静に判断出来るようになりましょう。
長く不安と闘ってきた人なら、その経験則もたくさん持っているはずです。
今まで大丈夫だったケースなら時には自信を持つことも大切です。
そして大丈夫ではないものには事前に予防、対策する事で回避しなければ意味がありません。
その選択肢に、自分でのケアや病院、接骨院で診てもらうなどがあります。
こういった事を理解し、冷静に判断する能力を備える事が、自分の体を健康に保つ事に繋がります。
よくある簡単な例
「いつまでも何かよくないような気がする」
気がすると言っている時点で何も起きてはいません。不安からくる違和感といえます。
その後の経過をよく見て何も起こらないようなら大丈夫なんだと自信を持ちましょう。
「草むしりなどの何か作業をした後痛い」
これは疲れです。
異常がなくても、やりすぎれば筋肉痛やハリ、痛みが出るのは当たり前です。
しっかりと休息を取り、作業工程、姿勢、時間を見直しましょう。
また後々違和感が残るようならストレッチなどのケアを行い、早めに解消するように心がけましょう。
自分でケアをしても引かない痛みには医療機関に受診しましょう。
「よくなったけどやっぱりまた痛くなった」
このやっぱりには、「この膝は、この腰はもう駄目だから、一度治ってもまた悪くなるに違いない」という思いが含まれています。
しかし一度よくなったのなら、また痛くなる原因はちゃんとあります。
今年改めて風邪を引いただけなのに、去年の風邪がぶり返したと言っているようなもんです。
ちゃんと原因を説明してくれて、歳などを言い訳にしない医療機関を探しましょう。
「はっきりと痛みの出る動作・場所がある」
これらは何かしらの異常が起きています。
作業後に出たものなら使い過ぎからくるものなので、上記と同じくケアをしましょう。
明確に痛めたという自覚があるのなら医療機関で診断を仰ぎましょう。
結局なにが言いたいかというと
痛い痛いと嘆くだけではよくなるものもよくならないということです。
よくある一般的な痛みのほとんどは解消、または改善できるものが多いです。
治らないと決めつけていませんか?
治ることをあきらめていませんか?
心配はしているのに無理なことをしていませんか?
痛みの原因は本当に年のせいですか?
治らないと宣告した医療機関はその為に必要な治療をしてくれていますか?
てつ接骨院はこういった人たちにケアの仕方、考え方などもアドバイスいたします。
本当に治らないとしてもやれることはまだまだありますよ。
逆に通院の必要のない人に、無理に通院を勧めることはいたしません。
本当に必要な時にだけご用命くだされば結構です。
健康で充実した人生のお手伝いをいたします。