足のアーチ改善トレーニング
約1年半、足トレーニングを続けた方です。
この方は最初、足の裏のタコの痛みが強く、皮膚科で削ってもすぐにまた出来てしまうと言うお悩みから始まりました。
確認をすると、土踏まずを代表とする足底アーチがつぶれていることや、歩き方の崩れがみられました。
そのせいで地面への当たりが強くなることや、本来地面にあたるはずのない場所が当たることが原因でタコはできます。
この方は、特に右足に多くのタコがみられるため、右足の方がより、アーチや歩き方の崩れがあると考えられます。
最初の1年は、トレーニングツール「FOOT+」で足部のトレーニングと歩行フォーム指導をコツコツと。
残りの半年は別の治療が始まってしまったので、来院時に自主トレ。
久々に状態を確認してみたら、しっかりとアーチが回復していました。
歩き方も上達しキレイなフォームでできています。
タコはトレーニング中に一度皮膚科で削ってもらいましたが、徐々に戻りまだ残っています。
時間はかかりますが、足の機能が高まれば、再度削ってもらって戻らないことも期待できますし、削らなくても徐々に小さくなっていく事が期待できます。
比較画像です
内側縦アーチである土踏まずの高さが上がっているのがわかります。
指を握りこんでもらうと、甲のカーブがBeforeではほぼなく、afterでは丸みを帯びているのがわかります。
これが横アーチです。
まだ、タコが多かった右足の方が左足に比べてアーチが少ないですが、Beforeよりも握りこめています。
指の動きも自由自在!
とまではいきませんが、それぞれの指がそれぞれ動かせるようになっています。
これにより、地面を踏みしめる時の荷重が安定し、さらにバランス能力も向上します。