肩こり腰痛は他力本願では治りません。
初回投稿日:2017.8.23 /2020.4.30
いきなりなんだ?!というタイトルですが、本当に肩こり腰痛を改善したい方は最後までお読みください。
本来、接骨院はケガの治療をするところですが、やはり慢性腰痛や肩こりの治療をご希望される方も来られます。
接骨院はケガしか保険適応できないので、保険適応できる場合を除いて自費施術で行います。
自称ゴッドハンドに頼って一発逆転を狙っている人を見ますが、そんなことで治るくらいなら苦労はしません。
必要なことを確実に、堅実にこなすことが大切です。
肩こり腰痛は「治る」ものではない
慢性症状の原因の多くは、身体に限界が来ているという事。
つまり疲れたということです。
そしてこれ以上は危険ですよと体が教えてくれている、ただのサインです。
その限界は、負担をかけやすい姿勢や環境による「生活習慣」、さらにそれを支える筋肉・関節の「機能低下」によって決まります。
揉んで機能がよくなることはないですし、自然と疲れない体になることもありません。
正しい原因については「肩こり腰痛は借金と思え」をお読みください。
揉むのがいいというのは間違い
多くの人は揉みほぐしてもらって治ると思っていますが、気持ちがいいだけです。
この気持ちがいいというのが厄介で、まるで悪いところに効いているような気になります。
しかし気持ちが良くても、そこが悪いわけではありません。
どこも悪くない人でも揉んでもらえば気持ちがいいです。
揉んでくれている人が上手なんです。
無理やり揉んでいれば一時的な血行改善が起き一時的に症状の緩和は得られますがあくまでその場しのぎです。
整体も同じことが言えます。
詳しくはこちらをご覧ください。
「ゆがみの考え方」
「非論理的な痛み??」
患者さん本人の協力が不可欠
てつ接骨院では無駄に揉みほぐしに時間をかけることはしません、 大半の時間をリハビリと生活指導に割きます。
しかし、リハビリに時間をかけても生活指導をしても、実際に普段自分でリハビリをやったり、生活習慣を改善するのは患者さん本人です。
どちらも、てつ接骨院でたまにやるだけでは足りません。
誰かに気持ちよく揉んでもらうだけで、自分では体も生活習慣も変えないのでは治るものも治りません。
他力本願ではなく施術者と二人三脚で治療を行う事が大切です。
とはいえケガであれば何もすることはありません。
安静第一なので、むしろ何もしないことが大切で、すべて「てつ接骨院」にお任せください。
あなたは車、私はカーナビ
繰り返しますが慢性のものは、継続してリハビリを正しく、根気よく行う事、生活習慣を意識して改善できるか、そこがとても大切です。
しかし一番難しいところでもあります。
正しくやっていてもいつの間にか変わってしまっていたり、どうしても忘れて悪い姿勢になってしまったり。
それだけで効果は半減し、いままでの努力が水の泡になりかねません。
また症状が改善してくると内容を見直しより効果的なメニューにする必要もあります。
そのためのカーナビだと思ってください。
いつの間にか道を外れてしまわないように、途中で挫折しないように、また途中で近道や渋滞を見つけてルート変更をしたり。
効率よく最短で確実にゴールに向かっていけるようにお手伝いします。
接骨院にお越しの時は運転を代わってあげられますが、ほとんどの道を実際に走るのはあなたです。
「治る」のではなく一緒に「治す」
つまり肩こり慢性腰痛は「治る」のではなく「治す」のです。
施術者と二人三脚で治していきましょう。
本当の原因や症状についてはこちら。
肩こり腰痛は借金と思え
治療編はこちら。
肩こり腰痛は借金返済だ