腰痛の原因は?みんなヘルニア?

初回投稿日:2017.2.8

今回は簡単にですが腰痛の原因のについて説明します。

腰痛の原因??

腰痛には様々な原因があり、筋肉の柔軟性、姿勢、動作フォーム、ヘルニアなどなど。
この中で自己申告が一番多いのがヘルニア。
しかしヘルニアがあっても症状が出る人はほんの一握りですし、その症状は足への神経症状(痛みやしびれ)です。
そしてヘルニアがあるからといって普通の腰痛にならないわけではありませんよ。

「ヘルニアを持っていること」と、「腰が痛い」は必ずしもイコールではありません。

間違い

てつ接骨院ではヘルニアを言い訳にしません。

ヘルニアだから仕方ない、ずっと通って、とただ漫然なマッサージや整体でごまかしません。
それ以外の腰痛の可能性も精査し、必要な治療を選びます。
当院にお越しの方のほとんどは、原因が「ヘルニア」ではなく、通常の腰痛の施術で改善し通院終了しております。

もちろん本当にヘルニアが原因だった人も数人います。
しかしヘルニアに対しての治療は医師法に違反しますし、本当は接骨院ではどうすることもできません。
医師のもと投薬による症状管理か手術しかありませんので、適切な医療機関に紹介状をお出しします。
もしあなたが本当にヘルニアで、その治療を接骨院で受けているのであればそれは危険な接骨院です。

多くの腰痛の原因は?

ほとんどの場合筋肉です。

もう一度言いますが、一握りの人が発症するヘルニアを持っている人が、多くの人が人生一度は経験するという通常の腰痛にならないことはありません。

立ち仕事で前のめりでいる姿勢は、腰だけでなく、お尻、もも、ふくらはぎまでの筋肉を使っています。
これらが協力、連携をしながらその姿勢を保っています。

そのため長い立ち仕事などで腰痛がある場合、腰だけでなく他の筋肉が原因になる事があります。
腰痛だけど腰になんの原因も見当たらない人も珍しくありません。
今回はその一例をご紹介します。

その腰痛の原因は「もも」かも!

ももの後ろの筋肉は前屈位で活躍し、機能が落ちていると働きが悪くなり、その分の負担を他の筋肉が担うことになります。
硬く伸びが悪ければ代わりに腰が必要以上に伸ばされる、力が入らなければ腰への負荷が増す、などにより腰の筋肉に限界が来てしまうことになります。

その場合は腰の治療ではなく、ももの機能訓練が有効になります。

ぎっくり腰になることも

上記のように腰への負担が増え、不意な動作でストレスが腰に集中し、ぎっくり腰を起こすことがあります。
この場合は腰にも損傷や炎症が起きてしまっているので、腰への負担を少なくして安静が有効です。

そんな時でも、逆に腰の負担を減らすために、もも裏のストレッチがおススメです。
ももの機能が落ちているわけですから、一時的にストレッチで機能を上げてあげると、結果、腰の負担が減り早期回復につながります。

腰痛

ももの後ろのストレッチで

前屈で手が床からはるか遠く離れている方はももの後ろのストレッチをしてみてください。

ジャックナイフストレッチ

小中学生に増えています。

小中学生は大人の体になる転換期です。
小学生のうちから体の硬い子は本当に増えており、そのまま中高生になり、それが原因で様々なスポーツ障害を起こしてしまっている子も目立ちます。
大人の体になってしまうと体質を改善するのに時間がかかります!!
順応性の高い子供のうちから体の柔軟性と体幹の強さを身に付けておくことが大切です。