腰痛の原因はヘルニアだけ?

更新履歴:17.2.8/22.2.26

今回は簡単にですが腰痛の原因のについて説明します。

腰痛の原因??

腰痛には様々な原因があり、筋肉の柔軟性、姿勢、動作フォーム、ヘルニアなどなど。
この中で自己申告が一番多いのがヘルニア。

原因となるヘルニアが腰椎にあるせいで腰痛の原因とされがちですが、腰に痛みを出すことは少ないです。
本来の症状は足への神経症状(痛みやしびれ)です。

しかもヘルニアがあっても、症状が出る人はほんの一握りと言われています。
逆に一般的な腰痛は、老若男女、一生に一度はなると言われるくらい誰もがなります。

「ヘルニアを持っていること」と、「腰が痛い」は必ずしもイコールではありません。

多くの腰痛の原因は?

ほとんどの場合筋肉です。
ヘルニアがあるからといって普通の腰痛にならないわけではありません。

もう一度言いますが、一握りの人が発症するヘルニアを持っている人が、多くの人が人生一度は経験するという通常の腰痛にならないことはありません。

腰はいかなる時でも体を支えるのに使い、立ち仕事での前傾姿勢では、腰だけでなく、お尻、もも、ふくらはぎまでの筋肉を使っています。
これらが協力、連携をしながらその姿勢を保っています。
そのため長い立ち仕事などで腰痛がある場合、腰だけでなく他の筋肉が原因になる事もあります。

ヘルニアがどのように腰に影響しているかよりも、腰の筋肉が腰痛に影響している方がイメージもしやすいはずです。
よくわからない、起こる確率の低いヘルニアを信じるよりも、単純で、起こる確率の高いいっぱんてきな腰痛から疑ってみてはどうでしょうか。

詳しくは「慢性腰痛」をご覧ください。

てつ接骨院ではヘルニアを言い訳にしません。

ヘルニアだから仕方ない、ずっと通って、と、ただ漫然なマッサージや整体でごまかしません。
それ以外の腰痛の可能性も精査し、必要な治療を選びます。
当院にお越しの方のほとんどは、原因が「ヘルニア」ではなく、通常の腰痛の施術で改善し通院終了しております。

もちろん本当にヘルニアが原因だった人も数人います。
しかしヘルニアに対しての治療は医師法に違反しますし、本当は接骨院ではどうすることもできません。
医師のもと投薬による症状管理か手術しかありませんので、適切な医療機関に紹介状をお出しします。

もしあなたが本当にヘルニアで、その治療を接骨院で受けているのであればそれは危険な接骨院です。

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