腰痛 治療編
更新履歴:22.11.24
腰痛症は誰もが一生に一度は経験するといいます。
そういった腰痛症を放置しているとぎっくり腰を起こしやすく、さらにきちんとした治療を行わないと慢性的に腰痛症を残しやすくなります。
つまり慢性腰痛とぎっくり腰は共に悪循環を起こします。
何年も慢性腰痛やぎっくり腰を繰り返している人は今までの治療を見直してください。
ここではてつ接骨院の治療方針と、自分での予防・ケア方法をご紹介します。
まずは症状解説ページをお読みください。
「ぎっくり腰」
「慢性腰痛」
慢性腰痛の方はこちらもご参考ください。
「肩こり腰痛は他力本願では治りません」
症状・原因編「肩こり腰痛は借金と思え」
治療編「肩こり腰痛は借金返済だ」
微弱電流療法
患部の炎症を抑える、筋肉の機能や自己治癒力を高める効果があります。
炎症や損傷は修復を待つしか出来ることがないため、微弱電流を使い早期治癒を目指します。
腰痛はリハビリが最重要ですが、炎症が落ち着かないと開始できないため、出来るだけ早く開始できるように炎症部に通電します。
こちらもご覧ください。「微弱電流療法」
テーピング
てつ接骨院ではテーピングなどでぐるぐる巻きに固定して、無理やり動くことはお勧めしません。
あくまで早期治癒を目的としたテーピングを行います。
筋肉の動きをサポートし、腰の安定を図り、動作時の痛みと負担軽減の為のキネシオテーピング療法を行います。
固定・テーピングについては「テーピング・包帯法」をご覧ください。
リハビリ
ストレッチ
「ぎっくり腰」も「慢性腰痛」も、必ずと言っていいほど腰からももまでの筋肉の柔軟性低下の影響を受けています。
ぎっくり腰
痛めてしまった腰への負担を減らすためにも、お尻やももの後ろなど、できる場所からストレッチを開始します。
痛みが落ち着いてきたら徐々に腰自体のストレッチを開始していきます。
慢性腰痛
ケガをしたわけでもないのにリハビリが必要な状態になっていることに危機感を持ってください。
なるべく早くリハビリを開始すべきです。
また腰ではなく、お尻やももの筋肉の柔軟性の低さから腰に余分なストレスがかかって起きる腰痛もある為、腰以外のストレッチも重要です。
腰痛に有効なストレッチは次項「自己ケア」をご覧ください。
姿勢・フォーム指導
ご存じの通り、猫背や反り腰は、腰に大きな負担がかかるため、正しい姿勢を覚えることが大切です。
また姿勢の悪さは運動時のフォームの悪さに直結する為、小手先のフォーム修正をする前に正しい姿勢を知る必要があります。
完全にはできなくても、負担の少ない姿勢でいられる時間が増えれば、腰への負担も減らすことができます。
整体でその場だけゆがみを整えるのではなく、身体の負担の少ない姿勢を覚え、普段から癖づけることで負担を減らします。
詳しくは「正しい姿勢とは」「ゆがみの考え方」をご覧ください。
自分でのトレーニングは下記「自己ケア」をご覧ください。
詳しくは「リハビリ」をご覧ください。
ツール療法
てつ接骨院では姿勢トレーニングに効果的なツールも各種取り揃えております。
人により最適なツールは異なります。
- 上半身のからくる姿勢の悪さにアプローチする「POSTURE2.0」
- 偏平足、走行時のフォームなどを補正し改善させる「オーダーメイドインソール」「UTI」
- 骨盤を正しい位置に促す「TANDEN BELT90」
詳しくは「ツールメニュー」よりご参考ください。
てつ接骨院では無理に売りつける事は致しません。
ご希望の方のみご提供しておりますので、気になる方はお気軽にお問い合わせください。
【自己ケア】
「自己ケア」はあくまで「自分でできること」であって、最低限のケアになります。
また、リハビリは炎症や損傷が落ち着いてから行います。
判断に迷う場合は絶対にやらないでください。
自己判断をせずに医療機関に診断を仰ぎましょう。
安静
「ぎっくり腰」は急性のケガと同じく安静にするしかありません。
炎症を抑える、損傷部分を修復させるために、出来るだけ患部にストレスを与えない様に心掛けましょう。
腰痛サポーターなどを使い、骨盤の安定を図るのもいいでしょう。
その場合巻く位置に気をつけてください。
痛い場所ではなく、腰骨をの真上を通る様に巻きましょう。
安静とはいえ、痛のない範囲で動かすことは大切とされています。
仰向けで、膝の曲げ伸ばしや体の回旋運動など軽めの体操を行ったり、出来る範囲の日常生活を行いましょう。