股関節の前のストレッチ
腸腰筋のストレッチ
股関節の前には腰から前に向かって斜めに走る「腸腰筋」があり、「小腰筋」「大腰筋」「腸骨筋」のことを言い、次のような役割をしています。
上半身と下半身をつなぐ唯一の筋肉で、股関節を曲げる・ボールをける・歩く・走る・階段の動作や上半身と下半身の連動性やバランス感覚・体幹の安定の働きがあります。
腸腰筋が硬くなると、次のような問題が起こります。
- 足が上がりにくく、つまづきやすい
- 反り腰、腰痛
- 長時間の歩行時痛
- サッカー・陸上など競技動作の問題や痛み
基本
まずはストレッチの基本を確認。
ストレッチとは
ストレッチのやり方
方法
立位
- 伸ばす方の足を後ろに引く
- 反対の足を一歩前に出す
- 前に出した方の膝をゆっくりと曲げていく
- 胸を張る

立膝
- 伸ばす方と反対の膝を立てる
- 足を後ろに引く
- 立てた足を一歩前に出す
- 立てた膝の上に手を置き膝を曲げていく
- 胸を張る
【注意事項】
- 姿勢を正してお辞儀しないように
- 膝が床で痛い場合はクッションを挟む
- 転ばないように(壁や柱につかまってもOK)