グローインペイン症候群 治療編

更新履歴:21.11.16/22.8.5

股関節の付け根、前面は良く走るスポーツや、立ち仕事・歩き仕事をしている人に多く見られます。

スポーツによる痛みは「グローインペイン症候群
一般的な痛みは「股関節の前(鼡径部)の痛み」をご覧ください。

炎症が強い場合RICE処置の安静・アイシングも行いますが、医療機関ではそれ以上に、早期治癒に向けた専門的な治療があります。
湿布や痛み止めでは気休めにしかならず、軽度のものでもきちんとした治療が必要です。

安静

急激な負荷により痛みが急増した時、関節に炎症や損傷がある場合に行います。
痛みを我慢しながら歩き続けたり、仕事・スポーツをしていると悪化するのは当たり前です。
完全休止が必要な場合もありますが、練習メニューを調節して運動量を減らすことが大切です。

しかし、リハビリは行います。
その判断はケガやリハビリのわかる医療機関に相談してください。
こちらもご参考ください。「使うと動かすは違う

詳しくは次項「自己ケア」をご覧ください。

微弱電流療法

微弱電流を使い 患部の炎症を抑え機能を高めるための通電を行います。
また自己治癒力を高める効果もあり早期治癒を目指します。

その後筋肉の柔軟性を取り戻すための筋肉通電を行い再発防止を目指します。

こちらもご覧ください。「微弱電流療法

リハビリ

症状を改善、再発防止するために必要不可欠です。
整体・揉みほぐしはリハビリとは言えませんのでご注意ください。

ストレッチ

運動後のケアはもちろん大切ですが、硬くなって機能の落ちてしまった筋肉の柔軟性を上げるためにも行います。
関節周りの筋肉が固まってしまっていては正しく動かすことも使うこともできません。
股関節の痛みに有効なストレッチは次項「自己ケア」をご覧ください。

姿勢指導

猫背や反り腰は運動時の股関節に大きなストレスを与えます。
身体の負担の少ない姿勢を覚え、普段から癖づけることで負担を減らします。
正しい足のつき方や姿勢を覚えることで、内股・がに股も修正されます。
詳しくは「正しい姿勢とは」をご覧ください。

フォーム指導

股関節の協調性を高めるための動作や、足の使い方を改善する歩行指導など必要に応じたフォーム指導を行います。
自分でのトレーニングは下記「自己ケア」をご覧ください。

リハビリについてはこちらをご覧ください。

ツール療法

てつ接骨院では姿勢トレーニングに効果的なツールも各種取り揃えております。
人により最適なツールは異なります。

TANDEN BELT

詳しくは「ツールメニュー」をご参考ください。
てつ接骨院では無理に売りつける事は致しません。
ご希望の場合のみご提供しておりますので、気になる方はお申し付けください。

【自己ケア】

あくまで「自分でできること」であって、最低限のケアになります。
整体・揉みほぐしは自己ケアとは言えませんのでご注意ください。
自己判断をせずにきちんとしたケガ治療やリハビリを行っている医療機関に判断を仰ぎましょう。

安静

アイシング

RICE処置「I」
安静状態でも痛みを感じる場合のみ行ってください。

リハビリ

まずはこちらをお読みください。
「動かす」と「使う」は違う

ストレッチ

股関節の前(腸腰筋)
ももの前(大腿四頭筋)
ももの内側(内転筋)
縫工筋

姿勢のトレーニング

歩行改善のトレーニング

クロスモーション(協調性)
ランジ(体幹トレーニング編)
歩行動作(足の使い方・姿勢)

またこれら自己ケアは予防法にもなります。
参考にしてください。