RICE処置「E」
初回投稿日:2016.4.5
elevation「挙上」
これは患部を心臓より高くして腫れを抑えるようという事です。
腫れが心臓へ流れていくようにするイメージですね。
挙上しておくという事は下手に動かせないので安静にもなります。
首・肩・腕の場合
心臓より高い肩、首などは座った状態でいいと思います。
腕なら三角巾でつったり台に乗せる 。
それが出来ない部位ならただ横になり心臓と同じ高さにしましょう。
腰・下肢の場合
股関節より下の場合、横になり、なにか台になるものにおく事で挙上を行う事ができます。
ふくらはぎなどはうつぶせで行ったほうが効果的です。
足を台に置く場合は少し膝を曲げて膝から下全体を支えて行います。
腰の場合は寝てできるだけ心臓と同じ位置で行いましょう。
挙上とともに安静・冷却・圧迫 を行う事を合わせてRICE処置というわけです。
これで応急処置の説明を終わりますがあくまで現場で行える応急処置です。
ケガをした場合は自己判断をせず専門の接骨院や整形外科などの医療機関へ受診しましょう。
また頭などを打った際は時間が経ったあとに重い症状が出る事があります。
きちんと病院で精密検査を受ける事が大切です。