リハビリは自分でもやれる。
正しくは、自分でもやらないと意味がない
リハビリは他力本願では意味がありません。
本人が継続して行うことができないと効果が出ません。
何日かに一回、接骨院に来た時だけ、リハビリに時間をかけても次に来た時には元に戻ってしまいます。
そのために毎日コツコツ続けながら、3歩進んで2歩下がって確実に一歩ずつ前に進んでいくのがリハビリです。
絶対に自分でもやらなければ効果は出てきません。
それをきちんと指導してもらえてないと、あの名言「行った時は楽になるんだけどねぇ」が出るのです。

ケガの治療は全部お任せください。
ケガの場合、患者さんは何もする必要はありません。
安静にして、炎症や損傷が落ち着くのを待つのが仕事です。
私たちはその安静の期間を少しでも楽に、短く終わらせるために固定などの治療をします。
リハビリとなると話は別
安静、固定期間が終わりリハビリが始まると、接骨院での治療、リハビリと合わせて自宅でのリハビリも覚えてもらいます。
自宅でもやれる人と、やれない人では症状の改善に差が出ます。
また生活指導をしても実際に生活習慣を改善するのは患者さん本人です。
自分では何も変えないのでは治るものも治りません。
リハビリや体の痛みには治療薬がない
病院に行くと湿布や痛み止めはありますが、これは痛みに対処してくれるだけで、早く治るわけではありません。
内科のように「次来る時まで、この薬を飲んでおいてね」に代わるものがリハビリです。
しかし、自分一人でやれるわけではない
てつ接骨院には、他院で「普通に使っていれば、それがリハビリになる」と言われて様子を見ていたけど一向に良くならないとご来院される方がとても多いです。
そういった方はリハビリに出遅れてしまっている分、リハビリに時間がかかる状態になっている方や、痛めてから時間が経ちすぎているため保険が使えなくなってしまう方もいます。
普通に使っていただけでリハビリになるなら僕たちはいりません。
しかし実際は、正しい知識、やり方、目標、進行具合などがきちんと判断できず、リハビリにならないのが現実です。

それを補って、指導し、サポートして、ゴールまで導くのが私たちの仕事です。
早くて2~3日、遅くても1週間、様子を見ても改善がみられない場合はできるだけ早く判断し、ご相談ください。
接骨院での施術はあくまでカーナビ
接骨院はいわば、最短距離で効率よく最短で目的地にたどり着けるようにするカーナビです。
道案内をするだけです。
- 患者さんでは足りない部分を補う
- やり方のお手本
- 家でのやり方が変わってしまっていないかの確認
- 症状などからリハビリ内容の変更、カスタマイズ
- 叱咤激励 などなど
道を間違えないように、途中で挫折しないように、またルート変更したり、長く期間のかかるリハビリが少しでも短く、根気よく続けられるようにサポートしていきます。
「治る」のではなく一緒に「治す」
自分でもやるからこそ、今の体の調子や、動きのクセなど自分の体の特徴を自覚し、 効率よくリハビリを続けることができますし、 この先もいい状態に保つこと、つまり予防にもつながります。
患者さんが「治してもらいに来る」のではなく、患者さんと協力して「二人三脚で行う、患者参加型の治療」それがリハビリです。
我こそはリハビリにやる気あるぞーという方はぜひご相談ください。

更新履歴:16.9.24/20.10.12