ももの後ろのストレッチ
ハムストリングスは膝を曲げるときに働き、 ジャンプ、ダッシュをする際に活躍します。
また腰やお尻の筋肉と協力して腰の動作に働きます。
ハムストリングスのストレッチ
ハムストリングは、内側の「半腱様筋」「半膜様筋」と、外側の「大腿二頭筋」のことを指し、お尻にある坐骨という骨からそれぞれ膝の内側と外側へ付いています。
股関節を後ろへ引く、膝を曲げる動作で働き、スポーツでのパフォーマンスに大きくかかわります。
また腰を動かす時にも働きます。

ココが硬くなることでスポーツ障害や肉離れ、高齢者の膝の痛みや、正座やしゃがみ動作の制限を引き起こします。
また腰やお尻の筋肉に負担がかかったり、骨盤のゆがみにも影響を与えるので、腰痛の原因や姿勢の崩れにつながります。
腰に原因がなくハムストリングスの機能低下だけで腰痛になっている人も少なくありません。
こんな方に有効です
ストレッチの基本
筋肉を伸ばすことは簡単ですが、基本をしっかり知らなければ効果は出ません。
まずはストレッチの基本を確認。
ストレッチとは
次に全ストレッチに共通する重要ポイントです。
これが出来てない人はほぼ無意味です。
ストレッチのやり方
方法
では詳しいやり方です。
- 伸ばす方の足を前に出す
- つま先に向けて手を伸ばし前屈
- ももの後ろのツッパリ感を確認


内側を伸ばす場合は足を開き正面に手を伸ばす。
外側を伸ばす場合は手を足の外側方向へ伸ばす。
ジャックナイフストレッチ
- 肩幅に足を開きしゃがむ
- ももと胸をつけ両手で足首をつかむ
- ももと胸が離れないようにゆっくり立ち上がる
- ももの後ろのツッパリ感を確認
- ジャックナイフストレッチは10秒×3~5回でOK


【注意事項】
- 立ってやる場合は転倒に注意!
- 姿勢はまっすぐ猫背にならないように
- 出来るだけ膝を伸ばす
- ももの後ろの筋肉を意識
- 別の場所に痛みがある場合は無理をしない
更新履歴:17.1.26/21.4.17