ももの内側のストレッチ

内転筋のストレッチです

内転筋群は、恥骨筋、大内転筋、長内転筋、短内転筋、薄筋、縫工筋などから構成され、主に脚を内側へ引き寄せる動作に関与しています。

スポーツや立ち仕事をされている方はもちろん、座りっぱなしの方にも意識的なケアが重要です。

内転筋が硬くなると起こりやすい症状

薄筋、縫工筋は膝の内側に伸びているため膝の内側に痛みが起こります。

膝の内側の痛みは、膝関節症や捻挫で多く見られますが、この筋肉が原因のことも少なくありません。
股関節の付け根にも付いているため、運動時や、股関節を曲げる動作で股関節部に痛みが起こります。

基本

筋肉を伸ばすことは簡単ですが、基本をしっかり知らなければ効果は出ません。

まずはストレッチの基本を確認。
ストレッチとは

次に全ストレッチに共通する重要ポイントです。
これが出来てない人はほぼ無意味です。
ストレッチのやり方

方法

1.付け根に近い場所

  1. 床に座り足の裏を合わせる
  2. かかとを出来るだけお尻に近づける
  3. 背筋を伸ばし体を前に倒す、または膝を下へ押す
  4. ももの内側のツッパリ感を確認

2.もも全体から膝にかけて

  1. まっすぐ立つ(立膝・椅子に座る)
  2. 足を真横に出し(足を横に伸ばす)
  3. 台に乗せ体を脚の方へ倒す(遠くへ伸ばしていく)
  4. ももの内側のツッパリ感を確認

注意事項

  • 2をやる場合は足が体の真横に来るように
  • 膝の痛みがある場合は無理せず中止
  • 現在股関節・膝の捻挫や関節症の治療中の方は事前に医療機関に確認

更新履歴:21.10.16

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