肩甲骨からくるトラブル

肩甲骨の動きは何かにつけて取り上げられるようになっていますが実際に意識で来ている人は少ないのではないでしょうか。

肩甲骨が使えていないと、代償として肩や腕に大きな負荷がかかり様々なトラブルを引き起こします。

肩甲骨 動き

肩甲骨か使えないということは

  • 左右の肩甲骨が開いた状態(猫背)
  • 上がってしまった状態(肩をすくめた姿勢)

つまり正しく使うには肩甲骨を「引きよせ」「下げる」という動きが必要になります。
これにより体幹が安定し姿勢改善にもつながり、首や肩などへの負担も自然と減っていきます。

具体的なトラブル

今回は肩甲骨による影響のみ書いていきます。
あくまで原因の一因となっているだけなので、トラブルを改善していくには原因を総合的に見ていく必要があります。

猫背

介護予防

肩甲骨が開いてしまうことで背中が丸くなっていきます。
軽いときは意識やリハビリで改善が見込めますが、長年猫背を続けていくと背骨が変形し丸い状態から戻らなくなります。

丸くなっている分、背中の筋肉には常に引き伸ばされたストレスが加わりますし、後述の様々な症状にも関係していきます。

肩こり

肩甲骨からくる代表例ですね。

肩甲骨が使えないことで頭や腕を支えるための筋肉を必要以上に使うことになり柔軟性が低下して起こります。
肩甲骨をしっかりと使い、姿勢が改善されるとこれらの負担も少なくなっていきます。

競技フォームの崩れ

上段蹴り

肩甲骨が使えないということは、肩関節に大きく負荷をかけることになります。
テイクバックの動作で胸が開けなかったり、肘が下がったりと、よくあるフォームの崩れはここから起こります。

  • 野球の投球フォーム
  • バレーボールのアタック・サーブ
  • テニスのスウィング動作 など

スポーツでの動作パフォーマンス低下

アキレス腱炎

肩甲骨が使えないと、姿勢をしっかりと保つことが出来ず、いわゆる体幹の弱さにつながります。

  • サッカーやバスケ上半身の安定
  • ダッシュ・切り返し動作での遅れ
  • コンタクトスポーツでの当たり負け

呼吸機能低下

楽器演奏や声楽で呼吸は大きくかかわりますが、スポーツでも呼吸はパフォーマンスにも姿勢にも影響します。

肩甲骨の動きの悪さから、呼吸するための筋肉、肋骨などの胸周りの動きも悪くなり、肺活量が低下したり、素早い動きや力強い動きでのパフォーマンスも低下していきます

長時間の姿勢保持での負荷

楽器演奏

肩こりと同様に、首の負担が増していきます。
この時にしっかりと肩甲骨を使えないと、体全体で支えることが出来ず、疲れやすくなります。
また座った姿勢では腰への影響も強くあり腰痛の原因にもなります。

  • 長時間同姿勢
  • 楽器演奏
  • 事務仕事
  • 立ち作業

鍵盤、弦楽器での肩の痛み

鍵盤楽器や弦楽器では腕を横へ力強く広げる動作が多くありますが、弦楽器ではボウイング動作で肩甲骨が動かないと肩だけの筋肉で引くことになるため負担が大きくなります。

鍵盤楽器では強く押さえるのに肩甲骨が使えているとしっかりと押し込むことが出き、小指の力強さも発揮します。
手首当たりの小指側や、肘、二の腕が痛い人は肩甲骨を使えていないのかもしれません。

改善には肩甲骨運動

これらの動作を改善するには無意識のうちに自然と使えるようになるのが理想です。

その為にはまず意識的に肩甲骨を動かしていきましょう。
これは運動学習といって、意識的に使っていくことで、普段の動作に無意識に組み込まれていきます。
まずはせっせと動かしましょう。

Posture2.0 も有効です

てつ接骨院では、肩甲骨の運動学習に効果的なツールも取り扱っています。

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