交通事故での手の痛み

初回投稿:2016.10.17

車同士での交通事故ではダッシュボードやハンドル、ドア部分での打撲がよく起こります。
また、生身対車では打撲の方が主なケガになります。

交通事故では普段受けるようなこととのない大きな面での衝撃を受けます。
その為通常のケガとは違い、翌日、翌々日になって症状がでる事がよくあります。
交通事故に遭った際は少しでも違和感がある場合は医療機関での受診をお勧めします。

交通事故のケガについて

【症状】

一般的な打撲と同じく、触っての痛みや患部を動かした時の痛みがあります。

また内出血も出ることが多く、内出血はその血液自体が打撲部位の異物となっているので、動かすことでこすれあい痛みが出ます。
さらに大きな衝撃となる交通事故では、範囲が広く出ることも多くあります。

また手のひら側の筋肉も同時に傷つけることになるので、握ったときの痛みや手首を動かすとき、地面などに手をついた時の痛みがあります。
ひどい場合、掌の付け根にある小さな骨に傷が入っていることもあるので注意が必要です。
早めに受診しましょう。

【原因】

衝撃に耐えようとハンドルを強く握った状態で前方からの衝撃が手に加わり、手の付け根を打撲します。
同時に手首をひねることもあります。

【治療法】

湿布や痛み止めでは気休めにしかならず、軽度のものでも固定が必要なものもあり、正しい処置が必要です。
RICE処置はもちろん行いますが、医療機関ではそれ以上に早期治癒に向けた専門的な治療があります。
また骨折の疑いのあるものは整形外科にて対診を行う必要があるため紹介状をお出しします。
まずはレントゲン検査の必要の有無を含め、ご相談ください。

RICE処置

腫れの強い場合アイシングを行い、重症度に合わせて必要な固定を行います。
詳しくは次項「自己ケア」をご覧ください。

微弱電流療法

損傷部分に微弱電流を流すことで 患部の炎症を抑え内出血の早期除去する働きがあります。
また患部全体に流すことで自己治癒力を高める効果もあり早期治癒を目指します。
こちらもご覧ください。「微弱電流療法

固定

中度以上のものはしっかりと固定することが大切です。
中度のものでは包帯固定を行い、ひどいものはそれ以上にしっかりとした固定を行います。

固定については「テーピング・包帯法」をご覧ください。

テーピング療法

痛みの除去・軽減をし目的としたピックアップテープ、筋肉の動きをサポートするキネシオテーピング療法を行い、負荷を減らして調整していきます。
またキネシオテーピング療法は内出血の除去にもとても効果を発揮します。
これらを合わせて行いさらに早期回復に向けた施術を行います。

リハビリ

ケガの多くはほとんどの場合リハビリが必要です。
安静にしている間に固まってしまった関節や、落ちてしまった筋力を戻すための機能訓練となります。
これをおざなりにしてしまうと、再発や、パフォーマンスの低下につながります。

交通事故後に何か月も痛みが取れない場合や癖になっているという方は、リハビリが十分に終わっていないことが多く、リハビリを正しく行うことで症状が改善されます。

詳しくは「リハビリ」をご覧ください。

【自己ケア】

あくまで「自分でできること」であって、最低限のケアになります。
自己判断をせずに医療機関に診断を仰ぎましょう。

RICE処置

ケガの基本です。
RICE処置はこちらで確認!!
Rest(安静)
Ice(冷却)
Compression(圧迫・固定)
Elevation(挙上)

ストレッチ

リハビリは炎症や損傷の修復が終わり次第始めますが、急性期には行いません。
リハビリの必要性や開始時期には専門的な判断が必要です。
医療機関に診断を仰ぎ、絶対に自己判断でやらないでください。
受傷から数ヶ月以上たっているなど急性期ではないことが確認できる場合に行ってください。

手首の掌側のストレッチ
手首の甲側のストレッチ
親指の甲側のストレッチ

最後に・・・

交通事故でのケガは決して治らないものではありません。
もちろん重大事故の場合は後遺症を残すこともありますが、一般的な交通事故では、いつまでも症状が続くという人は多くはありません。
諦めずご相談ください。

またてつ接骨院では交通事故専門という言葉は使いません。
接骨院であれば「ケガ専門」が当たり前です。
安心してご相談ください。

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