ステイホームで増える肩こり腰痛。

ステイホームで増える肩こり腰痛

トッピィ掲載記事vol.9について補足していきます。

新型コロナウイルスにより自宅で過ごすことが多いと、どうしても運動不足になり、肩こり腰痛などの慢性痛が出やすくなります。

またデスクワークの多い職業の方は常にこれらのリスクはあります。
ご参考ください。

肩こり、腰痛は、イスに浅く座りもたれた姿勢、そしてソファ・座椅子・あぐらや長座などで腰が丸まり、頭が前へ落ちる典型的な猫背となり、それを支える筋肉に負担が増え、限界が来ることで起こります。

姿勢正しく座ってイスにお尻が当たる所、そこにはその名も「坐骨」という骨があります。
坐骨が当たるようにしっかりと骨盤を立てて姿勢を正して座りましょう。
坐骨ではなく、尾骨が当たっている人は要注意ですよ。

試しに椅子に浅く座ってもたれてみてください。
坐骨ではなく尾骨に体重がかかっているのがわかります。
またあぐらや長座はわかりにくいですが背中が丸くなっていることはわかると思います。

背中が丸くなっていると、首から腰にかけての筋肉は引き伸ばされるストレスにさらされ続けることになり、負担が大きくなります。

テレワークでは、机が肘の高さになる様にイスの高さ、目線に合わせてモニターの角度・高さを調整し、できるだけ良い姿勢を作り、心掛けることで悪い姿勢でいる時間が減り、負担を減らすことにつながります。

まずは姿勢を正して座り、自然と腕を下げた状態で肘を90°に曲げたその姿勢に、机やイス、モニターを合わせましょう。
それでも自然と猫背になりがちなので、こまめに確認し、なるべく長くいい姿勢でいられるように心がけましょう。
続けていくことでよい姿勢が身についていき、無意識でもできるようになります。

そして、揉みほぐす!歪みを整える!なんてごまかさず、筋肉をしっかり動かし動かしケアをしましょう。
負担とケアのバランスをとることが肩こり腰痛予防・改善の基本ですよ。
小言は次回最終回です。

これについては、負担とケアを、借金と返済に例えて解説しています。
ご参考ください。
肩こり腰痛は治りませんm(_ _)m
肩こり腰痛は治りません(借金編)
肩こり腰痛は治りません(返済編)