足首の捻挫 治療編

捻挫と言えば足首、足首と言えば捻挫――誰もが一度は経験したり聞いたことのあるケガです。
段差で踏み外したり、スポーツ中に起こりやすく、多くは外側のくるぶし付近を痛めます。
一見ありふれたケガに見えますが、初期対応と治療の進め方を誤ると、痛みが長引いたり再発を繰り返す原因になります。

ここではてつ接骨院の治療方針と、自分での予防・ケア方法をご紹介します。

まずは症状解説ページ「足首の捻挫」をお読みください。

足首の捻挫治療では、「痛みが引いた=治った」ではなく、関節機能と安定性が回復した状態をゴールとします。
素人判断で放置したり、医療機関で安静指導のみ・湿布や痛み止めだけで、その後いつまでも痛みが無くならないという相談を多く受けます。

安静

テーピングでぐるぐる巻きにすればなんとかなると思うのは間違いです。
中途半端な対処は逆に悪化を招き、完治までの期間が長引いてしまいます。

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スポーツ障害での安静
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ケガの直後の急性期にやれることは限られています。
出来るだけ早くリハビリを開始し競技復帰を始める為に以下の事が重要になります。

微弱電流療法

低周波電流よりもさらに微細な電流を患部に通電し、細胞レベルでの代謝促進や炎症抑制、組織修復促進を目的とした治療です。
急性期は速やかに患部の炎症反応を鎮め腫脹を減少させ、炎症が落ち着いてきたら、細胞代謝や組織再生促進を狙い、組織修復を促し早期回復を促します。
慢性的な痛みや機能低下が残る場合、筋緊張の緩和や血流改善を目的に通電します。

こちらもご覧ください。「微弱電流療法

固定

中度以上のものはしっかりと固定することが大切です。
中度のものでは包帯固定を行い、ひどいものはそれ以上にしっかりとした固定を行います。

足首の固定は基本的に足首が90度の状態で固定します。

固定・テーピングについては「テーピング・包帯法」をご覧ください。

足首包帯固定

テーピング

軽度の場合に筋肉の動きをサポートするためや、関節を固定し、安静を確保、患部への負荷の軽減を図ります。
てつ接骨院では固定して、無理やり競技を行うことはお勧めしません。
たとえ専門家がきちんとテーピングを行ったとしても、競技ができるようになるわけではありません。
あくまで安静の為に関節を固定したり、筋肉の動きをサポートするキネシオテーピング療法を行い、負荷を減らして早期回復を目指します。
またキネシオテーピングには腫れを早期に軽減するのに高い効果があります。

固定・テーピングについては「テーピング・包帯法」をご覧ください。

リハビリ

ケガの多くは、運動復帰のためのリハビリが必要です。
足首の捻挫後、何度も再発する方や痛みが続いている人はリハビリをやっていないケースがほとんどです。
安静にしている間に固まってしまった関節や、落ちてしまった筋力を戻すための機能訓練となります。
これをおざなりにしてしまうと、再発や、パフォーマンスの低下につながります。

当院のリハビリについては「リハビリ」をご覧ください。
足首の捻挫後に必要なリハビリは下記「自己ケア」をご覧ください。

インソール療法

ランニングフォームや地面への足のつき方に問題があり捻挫をしやすい場合に効果的です。
てつ接骨院では偏平足、走行時のフォームや、足部のアライメント(アーチ構造や踵の傾き)を補正する機能を備えたインソールを取り扱っております。

てつ接骨院では無理に売りつける事は致しません。
ご希望の場合のみご提供しておりますので、気になる方はお申し付けください。

UTIインソール

インソールについては「ツールメニュー」よりご覧ください。

自己ケア

「自己ケア」はあくまで「自分でできること」であって、最低限のケアになります。
また、リハビリは炎症や損傷が落ち着いてから行います。
判断に迷う場合は絶対にやらないでください。

自己判断をせずに医療機関に診断を仰ぎましょう。

RICE処置

ケガの基本です。
医療機関にたどり着く前に出来る事、それがRICE処置です。

RICE処置はこちらで確認!!
Rest(安静)
Ice(冷却)
Compression(圧迫・固定)
Elevation(挙上)

ケガをした時は炎症や腫れが徐々に起こります。
大したことないと、運動や歩行を続けるとより炎症や腫れが強くなり、その後の経過に大きくかかわります。

リハビリ

ケガをした直後は絶対に行わないでください。
リハビリの開始時期は専門家にしか判断できません。
整形外科もしくは、ケガの治療が出来る接骨院に判断を仰ぎましょう。

受傷後1ヶ月以上たっている人のみ行ってください。

リハビリを行う前にこちらをお読みください。
「動かす」と「使う」は違う

ストレッチ

スネのストレッチ
ふくらはぎのストレッチ
足首の外側のストレッチ

またこれら自己ケアは予防法にもなります。
参考にしてください。

更新履歴:16.11.25/20.10.8/23.2.22/25.7.28

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