正しい応急処置って?

正しい応急処置って?

今日発行されたトッピィの小言vol.4です。

今回はあまりにも基本的な応急処置。
その中でもアイシングについて書きました。

てつ接骨院では患者さんが来院いただいた時に、応急処置はしたのかを確認しますが、ほとんどの場合していない事が多いです。
それどころか、痛めた後も練習や作業を続け、怪我をした直後よりも、さらに腫れや炎症を最大限悪化させている事も少なくありません。

腫れや炎症を最小限に抑えることが、その後の回復に大きく影響します。

RICE処置については過去にブログで上げていますので、補足としてリンクページを紹介していきます。

皆さんケガをした時、正しい応急処置ができますか?
RICE処置といって安静・冷却・圧迫・挙上(高くすること)の4つが基本。
これをするかしないかで、その後の治りを左右するといっても過言ではありません。

ケガの応急処置

その一つ、冷却(アイシング)についてですが、よく冷湿布を貼って満足している人がいますが、これはメンソールのガム同様、ひんやり感じるだけで温度を下げる効果は少ないのです。
またコールドスプレーも表面的に冷えるだけで患部の筋肉や靭帯には届きません。
きちんと氷水や流水で冷やすに勝るものなし。
患部を冷やし、血流を制限することで、腫れや炎症を最小限に抑え、早期回復につなげる事が出来ます。

冷却についてはこちら。
RICE処置「I」

圧迫、挙上にも同様の効果があり、合わせることでより効果を発揮します。
安静にするのは言うまでもなく損傷をこれ以上ひどくしない為です。

圧迫・挙上についてはこちら。
RICE処置「C」
RICE処置「E」
安静についてはこちら。
RICE処置「R」
スポーツ障害での安静
スポーツ障害 安静の目安

医療機関にかかるまでに自分でできること、それが応急処置です。