むちうち損傷 治療編

交通事故で起こることが有名ですが、スノーボードなどでの転倒でも起こすことがあります。
首が鞭のように振られることで起こるので「むちうち損傷」と呼ばれます。

体に衝撃を受け、頭が振られることで起こる為、交通事故に限らず発症します。

首の痛み

また痛みが軽くなっただけで治ったと勘違いしている人が多いですが、最後までしっかりと治すことが重要です。
きちんとリハビリを行い機能を取り戻さなければ、寝違えを起こしやすくなったり、肩こり症状を残しやすくなります。
いつまでも症状が続いている人は早めにご相談ください。

まずは症状解説ページをお読みください。「むちうち損傷

安静

本格的な治療となるリハビリは炎症等が治らないと開始できません。
しかし炎症、損傷は自己治癒力に頼るしかないため、テーピングや固定により負担を軽減し、微弱電流で自己治癒力を高める治療を行います。
そうしてできるだけ早いリハビリ開始を目指します。

酷いものでは2〜3日の安静にしつつ、出来る範囲から軽いリハビリを始めていきます。

微弱電流療法

微弱電流を使い 患部の炎症を抑え機能を高めるための通電を行います。
また自己治癒力を高める効果もあり早期治癒を目指します。

こちらもご覧ください。「微弱電流療法

テーピング

てつ接骨院ではテーピングなどでぐるぐる巻きに固定して、無理やり動くことはお勧めしません。
あくまで早期治癒を目的としたテーピングを行います。

筋肉の動きをサポートし、少しでも楽に首を動かせることを狙って行います。
動作時の痛みと負担を軽減する為のキネシオテーピング療法を行い、負荷を減らして早期回復を目指します。

固定・テーピングについては「テーピング・包帯法」をご覧ください。

リハビリ

炎症や筋肉の損傷が起きた後は筋肉の柔軟性が著しく低下します。
また安静にしている間に固まってしまった関節や、落ちてしまった筋力を戻すための機能訓練となります。
交通事故後に何か月も痛みが取れない場合や、癖になっているという方は、ストレッチなどのリハビリが十分に終わっていないことが多く、リハビリを正しく行うことで症状が改善されます。

詳しくは「リハビリ」をご覧ください。

僧帽筋ストレッチ

姿勢指導

首の柔軟性の低下や、日頃の負担が姿勢からくる場合、姿勢指導を行います。
身体の負担の少ない姿勢を覚え、普段から癖づけることで負担を減らします。
詳しくは「正しい姿勢とは」をご覧ください。

自分でのトレーニングは下記「自己ケア」をご覧ください。

ツール療法

てつ接骨院では姿勢トレーニングに効果的なツールも各種取り揃えております。
人により最適なツールは異なりますが、寝違えを起こしやすい方には肩・肩甲骨にアプローチする「POSTURE2.0」がおすすめです。
詳しくは「ツールメニュー」よりご参考ください。

自己ケア

自分でのケアは主にストレッチが有効ですが、あくまで「自分でできること」であって、最低限のケアになります。
また、リハビリは炎症や損傷が落ち着いてから行います。
判断に迷う場合は絶対にやらないでください。
自己判断をせずに医療機関に診断を仰ぎましょう。

リハビリを行う前にこちらをお読みください。
「動かす」と「使う」は違う

安静

けが治療の基本です。
受傷した直後は炎症や痛みの変化が激しく、マッサージや整体などは避けましょう。

RICE処置「R」

ストレッチ

痛みが少ない場合、又は少なくなってきてから行います。
最初は軽くできるとこまでで、少しづつ行いましょう。

首のストレッチ①
首のストレッチ②
首のストレッチ③

姿勢のトレーニング

普段の姿勢が寝違えの原因となっている場合が多くあります。
日頃から意識をして姿勢の改善ができます。

正しい姿勢とは
姿勢のトレーニング

姿勢のトレーニング

交通事故でも…

交通事故でのケガは決して治らないものではありません。
もちろん重大事故の場合は後遺症を残すこともありますが、一般的な交通事故では、いつまでも症状が続くという人は多くはありません。
諦めずご相談ください。

またてつ接骨院では交通事故専門などという言葉は使いません。
接骨院であれば「ケガ専門」であるのが当たり前です。
安心してご相談ください。