五十肩 治療編

初初回投稿日:2021.8.16

五十肩とは通称であり、50代の方に多く見られるためこう呼ばれます。
一昔前は40代が多かったため四十肩と呼ばれていました。

「我慢してれば自然に治る」という都市伝説も耳にしますが、「関節が固まりきった」「痛い動作をしなくなった」事で痛みが無くなっただけだと考えられます。
希望的観測で判断するのはやめましょう。

まずは症状解説ページをお読みください。
五十肩

安静

肩関節周囲炎の場合、まずは炎症が落ち着くことが最優先です。
この炎症が長引くことが後々の治療に響きます。
場合によっては固定を行い早期軽減を目指します。

その後、炎症が収まった後、肩関節拘縮に移行した場合はリハビリに移ります。

微弱電流療法

微弱電流は、患部の機能を高める効果を狙い通電を行います。
これにより患部の炎症を抑え、自己治癒力を高め、筋肉の働きを正常に近づけることで、早期治癒を目指します。

こちらもご覧ください。「微弱電流療法

微弱電流治療関節
関節内通電

キネシオテーピング療法

柔軟性の低下により動きの悪くなった筋肉をサポートします。
また固まってしまった組織同士の摩擦を減らすことで患部のストレスを減らし早期回復を目指します。

肩のキネシオテーピング

リハビリ

ストレッチ

筋肉を最大限伸ばすことで柔軟性が改善し、同じく可動域の改善につながります。

可動域訓練

負担をかけない範囲で少しづつ関節を動かし可動域を少しづつ広げていく訓練です。

詳しくは「リハビリ」をご覧ください。
五十肩に必要なリハビリは次項「自己ケア」をご参考ください。

コッドマン体操

ツール療法

五十肩は姿勢や肩甲骨の動きに問題があることが多く、てつ接骨院では姿勢トレーニングに効果的なツールも各種取り揃えております。

五十肩には肩・肩甲骨にアプローチする「POSTURE2.0」がおすすめです。
人により最適なツールは異なりますが、詳しくは「ツールメニュー」よりご参考ください。

自己ケア

五十肩はケガと同様に安静にすべきものと、少しづつ動かしていかなければいけないものと、症状の度合いが判断しにくい症状です。
また自己ケアはあくまで「自分でできること」であって、最低限のケアになります。
わからない場合は自己判断せずに接骨院や整形外科などにご相談ください。

安静

炎症が起きているうちは、少しでも早くリハビリを始めるためにも安静が大切です。
炎症が収まり次第リハビリを始めましょう。

Rest(安静)

リハビリ

まずはこちらをお読みください。
「動かす」と「使う」は違う

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