肘の内側の痛み(ゴルフ肘) 治療編

肘の内側の痛み(ゴルフ肘)は、前腕の筋肉が繰り返し使われることで、肘の内側に負担がかかり発生するスポーツ障害です。
症状が出ている状態で無理に運動を続けると、筋肉や腱への負担が蓄積し、痛みが長引く場合があります。

そのため治療では

  • 患部への負担を減らす
  • 炎症を抑える
  • 筋肉や関節の機能を回復させる

ことを目的として施術を行います。

また、再発を防ぐためには、身体の使い方や日常生活での負担を見直すことも重要になります。 

安静

炎症を抑える、損傷部分を修復させるために、スポーツ障害の基本です。
テーピングでぐるぐる巻きにすればなんとかなると思うのは間違いです。
中途半端な対処は逆に悪化を招き、完治までの期間が長引いてしまいます。

完全休止が必要な場合もありますが、練習メニューを調節して運動量を減らすことが大切です。

ケガの直後の急性期にやれることは限られています。
出来るだけ早くリハビリを開始し競技復帰を始める為に以下の事が重要になります。

詳しくは「自己ケア」をご覧ください。

微弱電流療法

低周波電流よりもさらに微細な電流を患部に通電し、細胞レベルでの代謝促進や炎症抑制、組織修復促進を目的とした治療です。
急性期は速やかに患部の炎症反応を鎮め、腫脹の減少を促します。
炎症が落ち着いてきたら、細胞代謝や組織再生促進を狙い、組織修復を促し早期回復を促します。

慢性的な痛みや機能低下が残る場合、筋緊張の緩和や血流改善を目的に通電します。

こちらもご覧ください。「微弱電流療法

微弱電流治療

テーピング

筋肉の動きをサポートするためや、関節を固定し強制的に安静にするものがあります。
てつ接骨院では固定して、無理やり競技を行うことはお勧めしません。
筋肉の動きをサポートするキネシオテーピング療法を行い、負荷を減らして調整していきます。

前腕の筋肉が強く働く動作では肘への負担が大きくなるため、テーピングによって筋肉をサポートし、動作時のストレスを軽減します。

固定・テーピングについては「テーピング・包帯法」をご覧ください。

リハビリ

ストレッチ

ゴルフ肘では、前腕の筋肉の柔軟性低下が肘への負担を増やす要因となります。
運動後のケアはもちろん大切ですが、硬くなって機能の落ちてしまった筋肉の柔軟性を上げるためにも行います。

そのため前腕屈筋群の柔軟性を改善するストレッチや、筋肉の機能を回復させるリハビリテーションを行います。

筋肉の状態を整えることで、肘への負担軽減を目指します。

詳しくは「リハビリ」をご覧ください。
有効なストレッチは次項「自己ケア」をご覧ください。

姿勢指導

日頃の姿勢が悪い人は、肩や肘への負担が増え、結果として肘へのストレスが増えることがあります。
特に

・猫背姿勢
・肩甲骨の動きの低下

などがある場合、腕や手先に頼った動作になりやすく、肘に負担が集中することがあります。

そのため身体全体のバランスを整える姿勢指導を行い、日常生活やスポーツ動作での負担軽減を目指します。

詳しくは「正しい姿勢とは」をご覧ください。

自分でのトレーニングは下記「自己ケア」をご覧ください。

ツール療法

てつ接骨院では姿勢トレーニングに効果的なツールも各種取り揃えております。
人により最適なツールは異なりますが、肩・肩甲骨にアプローチする「POSTURE2.0」がおすすめです。
詳しくは「ツールメニュー」よりご参考ください。

自己ケア

「自己ケア」はあくまで「自分でできること」であって、最低限のケアになります。
また、リハビリは炎症や損傷が落ち着いてから行います。
判断に迷う場合は絶対にやらないでください。

自己判断をせずに医療機関に診断を仰ぎましょう。 

安静

スポーツ障害で大切なこと
スポーツ障害での安静
スポーツ障害の重症度と競技休止の目安

アイシング

RICE処置「I」

リハビリ

ケガをした直後は絶対に行わないでください。
リハビリの開始時期は専門家にしか判断できません。
整形外科もしくは、ケガの治療が出来る接骨院に判断を仰ぎましょう。

受傷後1ヶ月以上たっている人のみ行ってください。

リハビリを行う前にこちらをお読みください。
「動かす」と「使う」は違う

ストレッチ

前腕の手のひら側のストレッチ

親指の掌側のストレッチ

姿勢のトレーニング

正しい姿勢とは
姿勢のトレーニング

またこれら自己ケアは予防法にもなります。
参考にしてください。

更新履歴:20.11.29