膝の捻挫 治療編
更新履歴:16.7.21/20.11.9
後述のRICE処置はもちろん行いますが、医療機関ではそれ以上に、早期治癒に向けた専門的な治療があります。
湿布や痛み止めでは気休めにしかならず、軽度のものでも固定などの処置が必要です。
また慢性膝痛の原因となりやすく、しっかりとした治療・リハビリが必要です。
まずは症状解説ページ「膝の捻挫」をご確認ください。
骨折の疑いのあるものや重度のものでは整形外科にて対診を行う必要があるため紹介状をお出しします。
まずはレントゲン検査の必要の有無を含め、ご相談ください。
微弱電流療法
微弱電流を使い 患部の炎症を抑え機能を高めるための通電を行います。
また自己治癒力を高める効果もあり早期治癒を目指します。
こちらもご覧ください。「微弱電流療法」
固定
中度以上のものはしっかりと固定することが大切です。
中度のものでは包帯固定を行い、ひどいものはそれ以上にしっかりとした固定を行います。
固定・テーピングについては「テーピング・包帯法」をご覧ください。
テーピング
軽度の場合に行います。
筋肉の動きをサポートするために行ったり、関節を固定し患部の安静を行います。
てつ接骨院では固定して、無理やり競技を行うことはお勧めしません。
痛みの除去・軽減をし目的としたピックアップテープ、筋肉の動きをサポートするキネシオテーピング療法を行い、負荷を減らして早期回復を目指します。
またキネシオテーピングには腫れを早期に軽減するのに高い効果があります。
固定・テーピングについては「テーピング・包帯法」をご覧ください。
リハビリ
ケガの多くはほとんどの場合リハビリが必要です。
安静にしている間に固まってしまった関節や、落ちてしまった筋力を戻すための機能訓練となります。
これをおざなりにしてしまうと、再発や、パフォーマンスの低下につながります。
またそもそも捻挫をした原因に、筋力や柔軟性不足による足の機能低下がある場合、リハビリを行わないと再発の恐れがあります。
詳しくは「リハビリ」をご覧ください。
自分でのケアは「自己ケア」の項をご覧ください。
インソール療法
ランニングフォームや地面への足のつき方に問題があり捻挫をしやすい場合に効果的です。
前述のニーイン・トゥアウトの癖の改善にも効果があります。
個人に合わせたオーダーメイドインソール、又はその機能を取入れた既製インソール「UTI」を取り扱っております。
ご希望に合わせてインソールをご紹介、ご提供いたします。
てつ接骨院では姿勢トレーニングに効果的なツールも各種取り揃えております。
人により最適なツールは異なります。
- 上半身のからくる姿勢の悪さにアプローチする「POSTURE2.0」
- 偏平足、歩行時のフォームなどを補正し改善させる「オーダーメイドインソール」「UTI」
- 骨盤を正しい位置に促す「TANDEN BELT90」
てつ接骨院では無理に売りつける事は致しません。
ご希望の方のみご提供しておりますので、気になる方はお気軽にお問い合わせください。
詳しくは「ツールメニュー」よりご参考ください。
【自己ケア】
RICE処置
ケガの基本になります。
ケガをした時は炎症や腫れが徐々に起こります、大したことないと、運動や歩行を続けるとより炎症や腫れが強くなり、その後の経過に大きくかかわります。
RICE処置はこちらで確認!!
Rest(安静)
Ice(冷却)
Compression(圧迫・固定)
Elevation(挙上)
これらは医療機関にかかるまでに個人でやれる一時的な対処法です。
なるべく早くケガの診れる医療機関に受診してください。
こちらも合わせてご覧ください
スポーツ障害で大切なこと
スポーツ障害での安静
スポーツ障害での安静の目安
リハビリ
ケガをした直後は絶対に行わないでください。
受傷後1ヶ月以上たっている人のみ行ってください。
リハビリの開始時期は専門家にしか判断できません。
整形外科もしくは、ケガの治療が出来る接骨院に判断を仰ぎましょう。
リハビリを行う前にこちらをお読みください。
「動かす」と「使う」は違う
ストレッチ
筋力トレーニング
姿勢のトレーニング
フォーム改善のトレーニング
あくまで「自分でできること」であって、最低限のケアになります。
自己判断をせずに医療機関に診断を仰ぎましょう。