有痛性外脛骨 治療編

外脛骨症候群は足部内側にある外脛骨部の炎症、痛みが起こります。
特に成長期の学生アスリートや、長時間の立位・歩行を行う方に多く、足部の機能回復と痛みの軽減を目的とした治療が必要です。

まずは症状解説ページ「有痛性外脛骨」をご確認ください

安静

スポーツ障害の基本になります。
完全休止が必要な場合もありますが、練習メニューを調節して運動量を減らすことが大切です。
運動できる範囲を見極め、早期回復に向けた運動量の提案をします。

詳しくは次項「自己ケア」をご覧ください。

微弱電流療法

微弱電流を使い患部の炎症を抑え機能を高めるための通電を行います。
また自己治癒力を高める効果もあり早期治癒を目指します。

またふくらはぎの筋肉通電を行い伸縮の機能向上をはかります。

こちらもご覧ください。「微弱電流療法

テーピング

筋肉の動きをサポートするために行ったり、関節を固定してしまい強制的に安静にするものがあります。
しかし、てつ接骨院ではテーピングなどでぐるぐる巻きに固定して、無理やり競技を行うことはお勧めしません。

炎症からの回復を促進するキネシオテーピング療法を行い、負荷を減らして調整していきます。
また足部アーチの支持補助や、後脛骨筋の牽引ストレス軽減を目的に舟状骨周辺に過度な荷重がかからないよう調整し、スポーツ再開期や日常活動中の安定性を確保します。

固定・テーピングについては「テーピング・包帯法」をご覧ください。

リハビリ

リハビリは炎症が落ち着かない事には始められません。
まずは運動量の調整や安静を行いましょう。

詳しくは「リハビリ」をご覧ください。

ストレッチ

運動後のケアはもちろん大切ですが、硬くなって機能の落ちてしまった筋肉の柔軟性を上げるためにも行います。

後脛骨筋・足底筋群の機能改善を中心に行います。
有効なストレッチは次項「自己ケア」をご覧ください。

姿勢指導

姿勢の悪さは地面への足のつき方、アーチの低下を引き起こします。
身体の負担の少ない姿勢を覚え、普段から癖づけることで負担を減らします。
詳しくは「正しい姿勢とは」をご覧ください。

フォーム指導

体重のかけ方、接地方法など、足の使い方を改善する歩行指導など必要に応じたフォーム指導を行います。
自分でのトレーニングは下記「自己ケア」をご覧ください。

リハビリについてはこちらをご覧ください。

インソール療法

偏平足、走行時のフォームなどを補正し改善させます。
てつ接骨院ではインソールを取り扱っており、ご希望に合わせたインソールをご提供いたします。

インソールについては「ツールメニュー」よりご覧ください。
てつ接骨院では無理に売りつける事は致しません。
ご希望の場合のみご提供しておりますので、気になる方はお申し付けください。

UTIインソール

【自己ケア】

「自己ケア」はあくまで「自分でできること」であって、最低限のケアになります。
また、リハビリは炎症や損傷が落ち着いてから行います。
判断に迷う場合は絶対にやらないでください。

自己判断をせずに医療機関に診断を仰ぎましょう。

安静

スポーツ障害で大切なこと
スポーツ障害での安静
スポーツ障害の重症度と競技休止の目安

アイシング

RICE処置「I」

リハビリ

リハビリの開始時期は専門家にしか判断できません。
整形外科もしくは、ケガの治療が出来る接骨院に判断を仰ぎましょう。

受傷後1ヶ月以上たっている人のみ行ってください。

リハビリを行う前にこちらをお読みください。
「動かす」と「使う」は違う

ストレッチ

姿勢のトレーニング

正しい姿勢とは
姿勢のトレーニング

フォーム改善のトレーニング

クロスモーション(協調性)
ランジ(体幹トレーニング編)
歩行動作(足の使い方・姿勢)

またこれら自己ケアは予防法にもなります。
参考にしてください。

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ストレッチ

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