膝の前のスポーツ障害 治療編
膝の前に痛みが出るスポーツ障害は、成長期の子どもや激しい運動を続ける競技者によく見られます。
いずれも膝に繰り返し負担がかかることで起こり、炎症や痛みにより練習や日常動作に支障をきたすことがあります。
このページでは、そのような膝前面のスポーツ障害に共通する治療法をまとめてご紹介します。
発症部位や年齢に違いはありますが、治療やケアの基本方針は共通しています。
このページでは、3つの症例に共通する治療法を整理してご紹介します。
まずは各症例の特徴や発症部位について、それぞれの症例ページをご覧ください。
安静
炎症を抑える、損傷部分を修復させるための、スポーツ障害の基本です。
完全休止が必要な場合もありますが、練習メニューを調節して運動量を減らすことが大切です。
痛みの出る動作やジャンプ・ダッシュなどの負荷を一時的に制限し、練習メニューの調整で運動量を減らしましょう。
また膝を深く曲げることも、患部のストレスを強めるため避けるようにしましょう。
ひどくなると手術が必要になるものもあります。
また、スポーツ障害では「痛みが消えた=治癒」ではなく、動作時の負荷バランスが改善しているかが重要です。
必要に応じてフォーム指導・リハビリと併用し、根本的な再発防止を目指します。
詳しくは下記「自己ケア」をご覧ください。
微弱電流療法
微弱電流を用い、修復促進・炎症抑制・疼痛緩和を目的とした通電を行います。
細胞レベルでの電気的活動を整え、自然治癒を助ける微弱な電流を流すことで、修復反応を高めます。
特にスポーツ障害は、炎症や損傷が回復するまで安静が欠かせません。
その間に修復を少しでも早める手段として、微弱電流療法は有効です。
患部の代謝や血流を穏やかに高め、細胞の再生を促すことで、安静期間を短縮し、次のリハビリ段階へ早く進めることを目的とします。
また、通電により周囲の筋肉が本来の働きを取り戻しやすくなり、患部への余分な牽引ストレスを軽減することにもつながります。
こちらもご覧ください。「微弱電流療法」
テーピング
筋肉の動きをサポートするためや、関節を固定し強制的に安静にするものがあります。
症状や目的に応じて、
- 患部の安静を保つ固定目的の非伸縮テーピング
- 筋肉の働きを補助し、動きを整えるキネシオテーピング療法
を使い分けます。
てつ接骨院では固定して、無理やり競技を行うことはお勧めしません。
あくまで、痛みの軽減・再負荷の予防・回復環境の確保を目的に貼付し、動作の質を保ちながら調整を行います。
固定・テーピングについては「テーピング・包帯法」をご覧ください。
リハビリ
リハビリは、炎症や損傷が落ち着くまでは開始できません。
まずは運動量の調整や安静を行い、患部の回復を優先します。
その後再発防止と機能回復を目的に段階的な運動を再開します。
詳しくは「リハビリテーションとは」をご覧ください。
ストレッチ
運動後のケアはもちろん大切ですが、硬くなって機能の落ちてしまった筋肉の柔軟性を上げるためにも行います。
特にスポーツ障害のほとんどが筋肉の柔軟性低下が原因となります。
必要なストレッチについては「自己ケア」をご覧ください。

姿勢指導
姿勢の悪さは大腿四頭筋や膝蓋腱に過剰な負荷をかけ、膝前部の痛みや炎症を悪化させます。
身体の負担の少ない姿勢を覚え、普段から癖づけることで負担を減らします。
詳しくは「正しい姿勢とは」をご覧ください。
フォーム指導
体重のかけ方、接地方法など、足の使い方を改善する歩行指導など必要に応じたフォーム指導を行います。
自分でのトレーニングは下記「自己ケア」をご覧ください。

インソール療法
偏平足、走行時のフォームなどを補正し足部のアライメント(アーチ構造や踵の傾き)を補正し、膝への連動負荷を軽減することを目的とします。
インソールについては「ツールメニュー」よりご覧ください。
てつ接骨院では無理に売りつける事は致しません。
ご希望の場合のみご提供しておりますので、気になる方はお申し付けください。
自己ケア
あくまで「自分でできること」であって、最低限のケアになります。
自己判断をせずに医療機関に診断を仰ぎましょう。
安静
スポーツ障害で大切なこと
スポーツ障害での安静
スポーツ障害の重症度と競技休止の目安
アイシング
ストレッチ
姿勢のトレーニング
フォーム改善のトレーニング
クロスモーション(協調性)
ランジ(体幹トレーニング編)
歩行動作(足の使い方・姿勢)
自己ケアはスポーツ障害にならない為の予防法にもなります。
参考にしてください。
更新履歴:16.4.28/20.9.9/25.6.27



