オスグッド・シュラッター病 治療編

オスグッドは成長期のスポーツ障害であり、患部の炎症抑制・運動機能の回復・再発予防が治療目的です。

10〜15歳のスポーツ習慣がある少年/部活動生/運動クラブ所属児童など

患部だけでなく全身の機能連動と動作学習を通じた根本的改善を目指します。

まずは症状解説ページ「オスグッド・シュラッター病」をご確認ください。

安静

炎症を抑える、損傷部分を修復させるために、スポーツ障害の基本です。
完全休止が必要な場合もありますが、練習メニューを調節して運動量を減らすことが大切です。
詳しくは「自己ケア」をご覧ください。

また膝を深く曲げることも避けるようにしましょう。
ひどくなると手術が必要になるものもあります。

微弱電流療法

微弱電流を用い、修復促進・炎症抑制・疼痛緩和を目的とした通電を行います。
筋肉に通電することで本来の機能を発揮しやすい状態に導くことを狙います。

こちらもご覧ください。「微弱電流療法

テーピング

筋肉の動きをサポートするためや、関節を固定し強制的に安静にするものがあります。
てつ接骨院では固定して、無理やり競技を行うことはお勧めしません。
痛みの除去・軽減をし目的としたピックアップテープ、筋肉の動きをサポートするキネシオテーピング療法を行い、負荷を減らして調整していきます。

固定・テーピングについては「テーピング・包帯法」をご覧ください。

リハビリ

リハビリは炎症が落ち着かない事には始められません。
まずは運動量の調整や安静を行いましょう。

詳しくは「リハビリ」をご覧ください。

ストレッチ

運動後のケアはもちろん大切ですが、硬くなって機能の落ちてしまった筋肉の柔軟性を上げるためにも行います。
詳しくは「リハビリ」をご覧ください。
オスグットに有効なストレッチは次項「自己ケア」をご覧ください。

姿勢指導

姿勢の悪さはももの筋肉の緊張を高め、患部へのストレスを増大させます。
身体の負担の少ない姿勢を覚え、普段から癖づけることで負担を減らします。
詳しくは「正しい姿勢とは」をご覧ください。

フォーム指導

体重のかけ方、接地方法など、足の使い方を改善する歩行指導など必要に応じたフォーム指導を行います。
自分でのトレーニングは下記「自己ケア」をご覧ください。

リハビリについてはこちらをご覧ください。

体幹ランジ

インソール療法

偏平足、走行時のフォームなどを補正し足部のアライメント(アーチ構造や踵の傾き)を補正し、膝への連動負荷を軽減することを目的とします。
インソールについては「ツールメニュー」よりご覧ください。

てつ接骨院では無理に売りつける事は致しません。
ご希望の場合のみご提供しておりますので、気になる方はお申し付けください。

自己ケア

あくまで「自分でできること」であって、最低限のケアになります。
自己判断をせずに医療機関に診断を仰ぎましょう。

安静

スポーツ障害で大切なこと
スポーツ障害での安静
スポーツ障害の重症度と競技休止の目安

アイシング

RICE処置「I」

ストレッチ

ももの前のストレッチ
ももの後ろのストレッチ

姿勢のトレーニング

フォーム改善のトレーニング

クロスモーション(協調性)
ランジ(体幹トレーニング編)
歩行動作(足の使い方・姿勢)

自己ケアはスポーツ障害にならない為の予防法にもなります。
参考にしてください。 

更新履歴:16.4.28/20.9.9